2019.02.28

【理工学部】本田みちよ研究室「バイオの力で医療に貢献!医療分野に応用できる技術確立のため研究する」


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は理工学部の亀田さんが、本田みちよ研究室を紹介してくれます!

研究室概要紹介

当研究室では、本田みちよ先生の指導を受けながら、細胞やタンパク質、遺伝子を利用して、組織のタネを作製したり、機能性を有する歯科材料、化粧品材料を創製したりすることにより、さまざまな医療分野において応用できる技術を確立するための研究を行っています。「バイオの力で医療に貢献」していくことを目標に、日々研究に取り組んでいます。

本田研究室ではこんなことを学んでいます!

知覚過敏抑制のための新規歯科材料や骨転移癌治療のための骨代替材など、身近な生活にかかわるものの開発・研究を、実際に進めています。材料化学、歯学、医学の分野と共に生物化学の知識を用いて、異分野と融合しながら研究を展開してきました。そのため、研究室内でも幅広い観点から意見をもらうことができ、データ報告会や論文紹介では、いろいろな意見から議論することができ、とても刺激を受けることができます。

クリーンベンチで実験を行う様子

アピールポイント

応用化学科でありながら、化学の知識を生物に応用していくということを直接実感していくことができます。細胞や菌を扱う実験をはじめ、生体にかかわるさまざまな事象について研究を行っています。また、創設3年目の新しい研究室で人数は多くないですが、その分先輩方のフォローも手厚いことや、先生と学生、学生同士の距離感が近くそれぞれの個性が強いのも、当研究室のアピールポイントです。

研究室の雰囲気

アットホームな雰囲気で、いつも楽しい会話が飛び交っています。実験をしていたり、論文を読んでいたり、時に大笑いしながら、個々に計画を立て研究を進めています。誕生日会をしたり、お昼には自然とラウンジに集まってご飯を一緒に食べたりと、本当に仲の良い研究室です。とにかくメリハリを大切にしていて、優しく、そして的確な意見をくださる先輩方の中で成長していける環境です。

本田研究室のアイコンであるパンダのおそろいTシャツでの集合写真

先生の紹介

本田みちよ先生

本田先生は、いつも学生のことを気にかけてくれる優しい先生です。学生は本田先生と話すのが大好きで、先生と話している時はいつもみんな楽しそうです。研究のことになると、的確で鋭いアドバイスをくれます。先生と話すとより一層気合が入ります!

私はこんな理由で研究室を選びました!

私は化粧品が好きで、化粧品などの体にかかわる研究をしてみたいと大学入学時から思っていました。実際に、研究室配属を考えた際に、化粧品の応用だけでなく、生活の中で身近な医療にもかかわっていくことができる研究内容に「やってみたい」という気持ちが強くなりました。また、研究室見学の際に、和気あいあいと楽しそうな会話が飛び交う和やかな雰囲気の中、それぞれが自立して研究に取り組んでいる姿を見て、即決しました!

本田研究室あれこれ

男女比・人数

男性9人:女性3人=12人

OB・OGの主な進路先

アサヒ飲料株式会社(研究開発)、クラシエホームプロダクツ株式会社(研究開発)、富士通フロンテック株式会社(SE)など。

研究室の秘密道具・グッズ

クリーンルーム

細胞を扱うために、菌の少ない状態に保たれた部屋です。無菌状態で細胞を扱うための作業台であるクリーンベンチや、細胞を培養するためのインキュベーターなどが設置されています。

クリーンルームで菌を扱った実験をしている様子

蛍光位相差顕微鏡

細胞や菌に励起光を照射することで、細胞や菌の形態などを観察します。3Dでの観察や動画撮影もできます。

コーヒーメーカー

本田先生の誕生日に、ゼミ生からプレゼントしました!!

名物ゼミ生

猪俣さん

研究室一の知識の持ち主で、分からないことは何でも丁寧に教えてくれます。学生にもかかわらず、教授と間違えられてしまう見た目が悩みです。おやじギャグが大好きで、いつも熱心に考えています(笑)!

名物ゼミ生でもある猪俣さん。細胞の様子を観察しています
研究室の情報を紹介してくれた方亀田優佳さん(理工学部4年)

紹介者(写真左)と本田先生

私の研究テーマ
「破骨細胞を標的とした骨転移癌治療技術の構築」
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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