Meiji NOW 明治とつながる 今をつたえる。

ようこそ研究室へ
2019.03.13

【情報コミュニケーション学部】脇本竜太郎ゼミナール「社会心理学の枠組みで、各自が設定したテーマを研究する」

情コミ教員学生ゼミ・研究室
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は情報コミュニケーション学部の栗山さんが、脇本ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

社会心理学を中心に、心理学のさまざまな領域を研究するゼミです。3年次は先行研究の発表を通してデータ分析や心理学の考え方に慣れながら関心を絞っていき、4年次は自分なりの仮説を立て調査や実験を実施し、卒業論文にまとめます。それぞれが日常生活やほかの授業などで興味を持った事象について、どのような要因が影響しているのかを心理学的に検討する方法を学び、最終的に価値ある研究として形にすることを目標にしています。

脇本ゼミではこんなことを学んでいます!

各自でテーマを設定して学んでいます。社会心理学の枠組みで統計的に検討できるものであれば対象になるため、発想次第で研究の可能性は無限です。恋愛、妬み、ファン心理、モチベーション、無気力といった身近な題材から、偏見・差別、被害者に対する非難、ステレオタイプや集団間葛藤といった社会問題まで、それぞれが興味のある対象について学んでいます。

アピールポイント

研究を進めるのは個人であり、ゼミはあくまで発表と相談の場というスタンスなので、テーマやペース配分の自由度が高いところが魅力です。また、扱う研究はユニークなものも多く、自分のテーマ以外でも興味深い話を聞くことができます。

ゼミの雰囲気

少人数のゼミで、和やかな雰囲気です。先生は研究の問題点を鋭く指摘しますが、冗談も多く、頻繁に笑いが起こります。

先生の紹介

脇本竜太郎先生

幅広い知識、多様な趣味とユーモアをお持ちのすてきな先生です。丁寧に研究の相談に乗ってくれます。音楽談義で盛り上がったこともあります。

私はこんな理由でゼミを選びました!

2年次に脇本先生の社会心理学の授業を履修し、心理学に興味を持ちました。さまざまなことに興味があったので幅広い事象を扱える点と、自分の疑問について実際に調査してデータを取って検討できることに魅力を感じました。

脇本ゼミあれこれ

男女比・人数

男性2人:女性6人=8人

OB・OGの主な進路先

個人よってさまざまです。

ゼミの情報を紹介してくれた方栗山なつみさん(情報コミュニケーション学部4年)

紹介者(写真左)と脇本先生

私の研究テーマ
「存在論的恐怖と子どもを持つことに関する信念が消費予測に与える影響」

不可避な死の恐怖に対する心の防衛に着目して人の行動や思考を検討する存在脅威管理理論の研究です。その防衛反応には文化で共有された考えなどが反映されます。海外の研究で、死について考えさせると、子どもを持ちたい程度が強まるという知見と、将来の衣服や娯楽などへの消費額の予測が増えるという知見があることから、「子育て=我慢」のイメージが根強い現代日本では、子どもを持つことに関する考えと消費予測についての防衛反応がどのように関連するのかを検討しています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
MEIJI NOWに出演しよう!

MEIJI NOWに出演いただける明大生の皆さんを募集しています。大学受験や留学の体験記、ゼミ・サークルの活動をMEIJI NOWで紹介してみませんか?

募集案内を見る

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

この記事をシェア