ゼミ概要紹介
小早川ゼミナールは、昨年4月に始まったばかりのゼミです。大枠のテーマは「国際金融経済論」ですが、日本銀行に長く勤め、最新の金融情勢に詳しい小早川先生の下で、「FinTech」(Finance+Technology:最新技術を活用した革新的な金融サービスのこと)について学んでいます。
小早川ゼミではこんなことを学んでいます!
FinTechは金融のさまざまな分野に広がっています。例えば、決済分野ではQRコード決済をはじめとした新たなサービスが盛り上がりを見せており、証券投資ではロボアドバイザーが活用され始めています。当ゼミでは、こうしたさまざまな金融サービスや最新技術について理解を深め、それらが今後どのように世の中を変えていくのかについて学んでいます。現4年生はテーマを「ブロックチェーン」に絞り、日本における今後の活用可能性について考察しました。
アピールポイント
何といってもテーマが真新しいことです! 就職活動をしていて、企業の方に驚かれることもあります。当ゼミは金融系ではありますが、テクノロジーと密接に結びついた最先端分野を学ぶので、IT業界のことにも少し詳しくなれます。そこから社会全体の流れを読み取る力のようなものも身に付くと思います。
また、先生は人脈も豊富で、FinTechベンチャーの株式会社マネーフォワードの設立に参加された方のお話を伺う機会や、富士通フォーラムを見学させていただく機会を設けてくれて、大きな刺激になりました。
ゼミの雰囲気
おとなしい人から少しやんちゃな人まで、本当に多様な人が在籍しています。1期のゼミ生は全員男性なので、男臭いですね(笑)。また、「やるときはしっかりやるし、楽しむときは全力で楽しむ」というような、ONとOFFの切り替えはしっかりしているゼミだと思います。
昨年は政治経済学部のゼミナール発表会に参加したり、『政経セミナー』へ寄稿したりしました。一方で、その後の打ち上げなどのイベントは、もちろんしっかり楽しみました。
先生の紹介
小早川周司先生
小早川先生は、昨年3月まで日本銀行に勤めていました。海外経験も豊富で、それらの経歴からするとすごく固そうなイメージがありますが、優しくてノリの良い先生です。
私はこんな理由でゼミを選びました!
政治経済学部は2年生の秋にゼミ入室試験があるのですが、当時の私はやりたいことが見つからず、そもそもゼミに入るかすら迷っていました。新規開講のゼミ説明会で先生のお話を伺う中で、「FinTech」という切り口から金融について理解を深め、金融業界の変化、ひいては世の中の変化をとらえるという当ゼミでの学習内容に興味を持ち、入室を決めました。
男女比・人数
【3年生】男性12人:女性4人=16人
【4年生】男性12人:女性0人=12人
OB・OGの主な進路先
昨年始動したばかりですので、まだOB・OGはいません。私も含めた現4年生は、金融業界を志望している人が多いようです。
「暗号資産、デジタル通貨は法定通貨になりえるか」(卒業論文のテーマにするつもりですが、まだ仮です。)
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