2019.08.22

【商学部】ジェームズ アンドリュー スタンレー ゼミナール「授業は全て英語!英語圏の短編小説を読み解く」


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は商学部の岡崎さんが、ジェームズゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ入室当初、親睦会にて

ゼミ概要紹介

英語圏の短編集を読み、ディスカッションを通じて物語の内容はもちろん、著者の意図やバックグラウンドを読み取ったり、英語圏の文化についての理解を深めたりします。2年次ではカナダ、3年次ではアメリカ、4年次ではイギリスの作品を読みます。授業中は日本語の使用が禁止されているため、学生同士も英語で会話しています。また、毎回の授業では新しく覚えた英単語の小テスト、学期末には期末テストがあるので、3年間でしっかりと英語力を身につけることができます。

ジェームズゼミではこんなことを学んでいます!

現在は、映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作である『チョコレート工場の秘密』の著者として有名な、ロアルド・ダール(イギリス)の短編集を読んでいます。短編の物語はその中に強いメッセージや教訓、皮肉が込められているので、非現実的なものや少し不思議な内容の作品が多く面白いです。さまざまな作品を読むことで、日本人の感覚との違いや、国ごと、著者ごとの特徴の違いについて学べます。授業で読んだ物語と同じ題材や時代背景の映画がある時は、たまにみんなで鑑賞会をして学びを広げています。

アピールポイント

英語力が向上します!読む、書く、話すといった英語力がまんべんなく向上することは間違いありません。特に今まで学校で読んできた教材では見ないような、物語でしか出会わないような単語や言い回しを知ることができます。私は字幕や吹き替えに頼らず映画を見ることができるようになりました。また、本や映画をおおまかな内容だけでなく、深読みする癖がつきました。本好きや映画好きにもおすすめのゼミです。

ゼミの雰囲気

英語関係のゼミはにぎやかなでノリが良いイメージがあると思いますが、私たちのゼミは比較的のんびりでおしとやかな雰囲気です。みんな真面目で英語が好きな人たちが集まっています。英語が苦手な人がいても、グループで話し合うときはみんなで助け合って意見を出し合い、形にします。その様子がいつも微笑ましく、ゼミの好きなところです。個性豊かというよりも似た雰囲気の人たちが集まっているので、友人もできやすいと思います。

先生も一緒にバーベキューに行きました

先生の紹介

ジェームズ アンドリュー スタンレー 先生

ジェームズ先生はカナダ出身で、日本に来て27年になるそうです。私たちの年齢よりも長く日本で生活をしています。それ以前はカナダ文学、アメリカ文学、そしてイギリス文学をそれぞれの国で学び、学位取得し、最終学歴は英文学の博士です。

私はこんな理由でゼミを選びました!

英語に力を入れている高校に通っていたので、大学に入学してからも必修の英語の授業だけでは物足りないと感じ、このジェームズゼミを選びました。ほかの学生に聞くと、「本が好きだったから」という理由もありました。

ジェームズゼミあれこれ

男女比・人数

男性9人:女性9人=18人

研究室の秘密道具・グッズ

先生が電子書籍派なので、ほとんどのゼミ生がkindleを持っています。もちろん紙の本で読んでいる人もいますが、電子書籍だと分からない単語を長押しするだけで英和辞典が表示され、すぐ意味が分かるのでとても便利です。外国語の本を読むときは電子書籍がお勧めです。

授業中の机の上。私は洋書をペラペラしたときの匂いが好きです
ゼミの情報を紹介してくれた方岡崎七海さん(商学部4年)

紹介者(写真右)とジェームズ先生

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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