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ようこそ研究室へ
2020.12.09

【理工学研究科】井上全人研究室「設計開発を効率的に行うための支援システムを開発する」

明大生が、所属するを紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は学研究科の軽部さんが、井上全人研究室を紹介してくれます!

研究室概要紹介

設計開発を効率的に行うための設計支援システムの開発を行っています。設計者のアイデア出しを支援し、熟練者の思考能力をさらに高めて意思決定を加速させるだけではなく、経験の浅い設計者でも使える自由度の高い設計支援システムの開発を目指しています。また、ユーザの感性価値を実現するデザイン手やユニバーサルデザイン、地球にやさしい環境配慮設計についても研究しています。

井上研究室ではこんなことを学んでいます!

井上研究室では「製品やサービスを設計する方法」について研究しています。 具体的には、性能・コスト・納期・品質・地球環境・ユーザビリティなどの問題を考慮し、効率良く設計が行える方法について学んでいます。また、その設計方法で実際に製品などの設計を行うことで、研究の有効性を検証しています。研究グループもしくは個人によって設計対象を選ぶことができるため、自分の興味と研究を結びつけることができます。

製品使用時のユーザーの脳波を計測し、製品に対する「好き・嫌い」などの感情を定量化する実験

進学を決めた理由

大学院に進学することで、より専門的な知識を身に付けることができ、将来仕事に役立つと思ったからです。 また国内・海外の学会発表に参加する機会が増え、コミュニケーション能力を養うことができるのも理由の一つです。

研究室の雰囲気

「メリハリのある研究室」です!毎週もしくは隔週で研究テーマごとの打ち合わせがあったり、学会に参加するは学会発表の準備に追われたりと研究活動が盛んな一方で、ゼミ合宿や飲み会などではみんなで和気あいあいと楽しむことで、オンとオフの切り替えがしっかりできる研究室です。

2019年に北海道で行われたゼミ合宿の様子

また先輩・後輩間、そして先生・学生間の仲がとても良いです。研究内容についての話はもちろん、プライベートの話など気兼ねなく相談できる雰囲気も井上研究室の特徴です!

先生の紹介

井上全人先生

優しくて気さくな先生です。学生に対していつも丁寧に接してくれる、まるで仏のような存在です。 井上先生の人柄が今の研究室を作っていると言っても過言ではありません!

私はこんな理由で研究室を選びました!

理由は二つあります。一つ目は研究室の雰囲気がいいところです。研究活動や遊びなど何事にも「先輩、後輩、先生」が一丸となって行うところに引かれました。二つ目は研究する環境が整っている点です。学生が自主的に研究に取り組む雰囲気があります。

また、施設についても研究室の建物の天井が高く開放的な空間になっていて、性能の良いPCや大きなモニターが備えられているため、ストレスなく研究に打ち込むことができます。

2018年に沖縄で行われた学会参加時の写真

修了後の進路

日本精工株式会社

井上研究室あれこれ

男女比・人数

男性15人:女性4人=19人

OB・OGの主な進路先

株式会社日立製作所、ソニー株式会社、キヤノン株式会社、日本精工株式会社、株式会社小松製作所、富士通株式会社、株式会社野村総合研究所など

研究室の秘密道具・グッズ

  • 学生には一人一台、個人デスクと個人PCが用意されています!(しかもキレイ!)
  • 電気ケトル、電子レンジ、ホットプレートなどの家電製品もあるため、お昼ご飯を研究室で作って食べている学生も多いです。
  • 「好き」「ストレス」「集中」などの人の感性をリアルタイムで計測できる感性アナライザ―があります。製品やサービスを利用する際のユーザの感性を計測できるため、その結果を使って新たな価値を生み出す製品設計にも応用しています。
研究室の情報を紹介してくれた方軽部達也さん(理工学研究科博士前期課程2年)

紹介者(写真左)と井上先生

私の研究テーマ
「外乱に強いロバスト設計方法の高度化」
使用者の使い方や使用される環境など、さまざまな要因に対して製品機能のばらつきが起こりにくい製品づくりを目的とした設計方法について研究しています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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