研究室概要紹介
森研究室では、深層学習(ディープラーニング:コンピュータが大量のデータの中から自動的に特徴を発見する技術)や高精度進化的計算(生物の進化のメカニズムを模倣して、コンピュータの最適化の問題を解く手法)などの新しい技術を用いて、スマートグリッド(電力の流れを供給・需要の両側から制御し、最適化できる送電網)や再生可能エネルギー、電力マーケットに存在している予測とシステム制御の問題解決に挑戦しています。
森研究室ではこんなことを学んでいます!
再生可能エネルギーの本格導入や、電力自由化など、電力分野を取り巻く環境は時時刻々と変化しています。そういった変化がもたらすさまざまな問題に対しては、従来の方法では十分な結果を得られないことがあります。そのため本研究室では、海外の研究論文などで発表される新しい問題解決手法について、学生一人ひとりが自分の研究テーマに合ったものを見つけて学んでいます。また、問題解決手法をコンピュータ上でシミュレーションするために必要なプログラミングについても学んでいます。
アピールポイント
森研究室では、学生の自主性を重視しています。それぞれの学生が興味のある、もしくは将来就きたい職業に関係のあるテーマについて研究をしています。そのため、本研究室がメインとしている電力・エネルギーネットワークに関係しないテーマについて研究している学生も多く在籍しています。
また、3年次の春に研究テーマを決めることで、研究する時間を多く持つことができます。万が一、他のテーマについて研究したいと思った時も、テーマを変更しやすいというメリットがあります。
研究室の雰囲気
それぞれの学生が明確な目的意識を持って勉強しているので、とても活気があります。週に1回行う学習の進捗状況を報告する会では、おのおのが疑問に思ったことや感想を率直に言い合っています。
先生の紹介
森啓之先生
私たち学生のことをよく考えてくださる先生です。研究に関することだけでなく、就職についてもいろいろなことを教えてくださるので、とてもためになっています。
私はこんな理由で研究室を選びました!
もともと、森先生の担当されていた科目に興味があり、その中でも授業の中で出てきた「デジタルツイン(仮想空間に物理空間の環境を再現する技術)」という概念に、強く興味を持ったことが一番の決め手でした。
森研究室あれこれ
男女比・人数
男性16人:女性0人=16人
OB・OGの主な進路先
東京電力ホールディングス株式会社、中部電力株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、富士通株式会社など。
紹介者(写真右)と森先生
私の研究テーマ
「デジタルツイン技術の電力システム工学への応用」
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