ゼミ概要紹介
若者の文化やメディア利用について研究を行う社会学のゼミです。研究テーマはファッションから恋愛、若者のサードプレイスやサブカルチャーまで多岐に渡ります。
どのテーマでも調査対象となる場に実際に行き、そこにいる人々が行っていることを自分たちもやってみるところに特徴があります。例えば路上ライブを研究するとなったら、実際に路上ライブをやってみます。そのため、このゼミに入らなければ体験しなかったであろうことを経験できるという面白さがあります。
藤田ゼミではこんなことを学んでいます!
2年次で研究テーマを探し、さっそく調査に向かいます。私は高円寺の商店街に通い、様子を観察したりお店の人と何時間も話したりしました。2年次で集めた情報をもとに3年次で研究をまとめ、株式会社電通さんや他大学との合同ゼミや、学会にて発表します。
4年次には働き方や結婚・家族に関する文献を読み、討論を行います。「結婚を考えられない人との恋愛はありかなしか」など、男女で意見の分かれるものもあり大変白熱します。 3年間のゼミ活動を通して、社会への想像力や収集した情報を考察する力を鍛えられます。
アピールポイント
普段の研究のほかに、全国紙のオンライン記事を書くこともあります。話題性のあるテーマについて自分たちで調査をし、記事の執筆まで行います。先生が書き方や調査のポイントを教えてくださるので、初めてでも形にすることができました。出した記事がYahoo!のトップページに載り、2,000件以上のコメントが来ることもあります。自分たちの書いた文章がたくさんの人に読まれ、多くの人に影響を与えるという貴重な体験をしました。
毎年、ゼミで最も優秀な研究を行った班はカルチュラル・スタディーズ学会で発表をしています。発表者は商学部学部長賞を受賞しました。
ゼミの雰囲気
さまざまなタイプの学生と、互いの個性を尊重しながらわいわい活動しています。研究は4人前後のグループで行いますが、合宿や明大祭などのイベントは全員で活動するため、同学年内のいろいろな人と親しくなります。また、先輩と後輩が一緒に旅行に行くなど、横のつながりだけでなく縦のつながりも強いのが特徴です。
先生の紹介
藤田結子先生
少女のような好奇心を持ち、面倒見の良い先生です。学生が使っている自撮りアプリに興味を持ったりと、新しいものを発見して楽しそうにしています。また、進路について相談すると、鋭い洞察力で的確なアドバイスをしてくださるので、とても参考になります。
私はこんな理由でゼミを選びました!
研究内容に興味を持ちゼミのガイダンスに参加した際、先輩方の楽しそうな姿に引かれたのがきっかけでした。決め手となったのは、当時受けていた藤田先生の授業の面白さです。ディズニーの原作マンガを社会学的に読み解くという内容でした。ほかのゼミと迷っていましたが、この授業で「先生のもとでもっと学びたい!」と思い、藤田ゼミに決めました。
藤田ゼミあれこれ
男女比・人数
男性28人:女性25人=53人
OB・OGの主な進路先
デロイトトーマツ合同会社、住友商事株式会社、日本テレビホールディングス株式会社、株式会社博報堂、日本航空株式会社(パイロット)、など
名物ゼミ生、OB・OG
井上康平
映画監督・CMプランナー。主な監督作品に『ドキ死』、乃木坂46のシングル特典映像『ルーキーヒーローレイ』、『ドンテンタウン』などがある。また、『ドキ死』でMOOSIC LAB 2018の短編部門でグランプリを受賞、主演と音楽を担当したNakanoまるがベストミュージシャン賞と女優賞をダブル受賞した。
ほかにもプロダクション所属のグラビアアイドルや、テレビ局アナウンサーなど、マスメディアで活躍する先輩方を輩出しています!
藤田先生の連載
毎日新聞「経済プレミア」で連載している藤田先生の記事もぜひ読んでみてください!
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