2021.03.09

【国際日本学部】長尾進ゼミナール「代表的国際大会の歴史的背景などスポーツを学び理解を深める」


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の稲葉さんが、長尾進ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

東京2020夏季オリンピック・パラリンピックは、コロナ禍により2021年に延期され、その開催も未確定です。そうした中、観客数制限、応援の方法、感染防止対策、VR(ヴァーチャル・リアリティ)の積極的導入など、スポーツをめぐる状況も大きく変化してきています。

長尾ゼミでは、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催された場合にレガシーを残せるかどうか、および社会情勢の変化とスポーツとの関係性について議論を深めることが、現在の大きなテーマです。

長尾ゼミではこんなことを学んでいます!

2020年は「Black Lives Matter」 が大きな話題となりました。大坂なおみさんが、一試合ごとに異なる黒人犠牲者の名前を記したマスクを着用して入場し、全米オープンを勝ち抜き優勝したことも記憶に新しいところです。

秋学期前半は、ベルリン五輪マラソンのメダリストである校友の孫基禎さんと南昇龍さん、メキシコ五輪陸上男子200mメダリスト3人の過酷な人生、および大坂なおみさんを題材として、「スポーツと国籍・差別」についてディスカッションをし、認識や理解を深めました。

アピールポイント

研究発表とレポートは基本的には個人で研究を進めていくため、自分が関心をもっていることをテーマにすることができます。これは長尾先生の「スポーツのさまざまな事象についての各人の問題意識を大切にしたい」とのお考えから、長尾ゼミでは伝統的にこのような形になっています。

プレゼンテーション資料

先生は個別の研究に対して、丁寧にアドバイスや批評をしてくれます。また、たまに多目的室を使い「スポーツ技術・用具研究」の目的で、さまざまなスポーツ種目を体験してみることもあります。

ゼミの雰囲気

一言で言うと、明るく個性豊かなゼミです。発表のときには、同期の皆からも忌憚のない意見や指摘をもらえる、意欲的で活発なゼミです。ゼミ生にはさまざまなスポーツで活動している人がいます。昨年はコロナ禍でできませんでしたが、試合の応援に皆で行って盛り上がりたいです。

各自の発表についてディスカッションを行っている様子

先生の紹介

長尾進先生

先生はご自分では「昔は怖かった」とおっしゃいますが、私たちにとってはとても優しい先生です。先生はスポーツや歴史について本当に知識が豊富なので、どんな疑問や質問にも丁寧に答えてくれます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

私は、今まで18年間テニスに打ち込んできました。そして、スポーツを通してテニス以外のスポーツ選手とも関わってきました。そのため、スポーツ好きが集まる長尾ゼミで、さまざまなスポーツへの理解を深め、オリンピックやパラリンピックなど代表的な国際大会の歴史的背景などを学ぶことで、改めてスポーツの在り方を考えていきたいと思ったことが理由です。

また、長尾ゼミは体育会所属の学生が多くいるので、一つの競技に対して深く知ることができるのも、長尾ゼミならではの魅力です。

テニスをプレー中の執筆者の稲葉さん

長尾ゼミあれこれ

男女比・人数

男性8人:女性4人=12人

OB・OGの主な進路先

金融、保険、流通、運輸、IT、マスコミ、スポーツ産業など多岐にわたります。

ゼミの情報を紹介してくれた方稲葉あす果さん(国際日本学部3年)

紹介者(写真前列一番左)と長尾先生(前列中央)

私の研究テーマ
「デフリンピックとデフテニスについて」
(デフリンピック:聴覚障害者のための国際スポーツ競技大会),(デフテニス:聴覚障害者の方のテニス)
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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