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ようこそ研究室へ
2021.06.23

【文学部】新城真里奈ゼミナール「さまざまな種類を持つ英語音声学について理論的に学ぶ」

明大生が、所属するを紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は学部の都倉さんが、新城真里奈ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

英語のリスニングに関して、そう発音しているように「聞こえない」のではなく始めから「言っていない」、という話を聞いたことがあるかもしれません。では、なぜ文字通りの発音にならないのか、英語っぽい発音とはどのようなものか。そのような英語の発音に関することを新城ゼミでは学んでいきます。

また、英語の発音にはアメリカ英語やイギリス英語だけでなく、さまざまな種類があります。3年次の秋学期には自分が興味のある英語のなまりについて、実際に聞き取り分析をしていきます。

新城ゼミではこんなことを学んでいます!

3年次の春学期には、英語の発音の基本的な知識やイギリス英語の特徴について学びます。アメリカ英語のほうが聞きなじみがあるので、イギリス英語は新鮮で勉強になります。また、ある文章を実際に声に出して読んでみるとどのような発音になるのかを予測し、発音記号で記述するという活動もします。

秋学期には好きな英語なまりを一つ決めて、実際に音声を聞き、特徴を記述します。私はインド英語を選び、イギリス英語との比較をしました。そのほか、「発音」に関して英語に縛られず、自分が興味あることを研究していきます。


音声分析結果の個人発表の様子

アピールポイント

自分が面白いと思ったことや気になることを、とことん研究できます。私の同期は、ディズニー映画のセリフで使われる英語の特徴や、吹き替えの時にどの程度まで口の動きのずれを許容できるのかなど、さまざまなテーマを自分で設定して勉強しています。

また、先生がゼミ生一人ひとりの発音を聞いてアドバイスしてくださる場面もあり、英語の発音が上手くなりたい方にもぴったりです!実際の英語の発音について詳しく学ぶことができるので、志望の方にもおすすめのゼミです!

ゼミの雰囲気

穏やかな雰囲気です。発音の聞き取りで間違えたり、内で分からないことがあったりしても、先生がそれをとがめることなく優しく教えてくださるので、毎回リラックスして参加できます。一方で、ゼミ生の発表や先生の解説を聞く際には、全員がしっかりと集中するなどメリハリのある空間です。

また、自分の発表に対して他のゼミ生からの指摘を受けることで、新たな気づきを得ることができます。全体的に落ち着いた雰囲気ですが、時には笑いありで楽しいです。

先生の紹介

新城真里奈先生

優しい先生です。の質問や相談に対していつも丁寧かつ的確なアドバイスをくださるので、とても勉強になります。先生の英語の発音は心地よく、「新城先生についていけば大丈夫だろう」という安心感がとてもあります。しかし、突然の鋭い質問には気を抜けません。

私はこんな理由でゼミを選びました!

2年次の「音声学」の授業を履修し、英語音声学に興味を持ったことがきっかけです。中学・高校で感じていた英語の発音に対する疑問を、理論的に解決してくれる英語音声学をもっと専門的に学びたいと思いました。

また、英語母語話者の発音だけでなく、英語学習者の発音に関しても学ぶことができる点にも魅力を感じました。2年次の授業では卒業論文の実験に参加し、実際に新城ゼミに所属する先輩の話を聞くことができました。その際、面白そうだなと思ったのをきっかけに、このゼミを志望しました。

新城ゼミあれこれ

男女比・人数

男性2人:女性10人=12人
私たちの学年では女性が多いですが、1つ上の学年では男性が多かったです。

OB・OGの主な進路先

一般企業に就職した方だけでなく、公務員や教員になった先輩方もいらっしゃいます。

ゼミの情報を紹介してくれた方都倉綾さん(文学部4年)

紹介者(写真左)と新城先生

私の研究テーマ
「インド英語における分節音の特徴について」

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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