ゼミ概要紹介
宮田ゼミでは「ビジネス・システムの国際比較」をテーマに、歴史的視点から、さまざまな産業やビジネスの仕組み、またその変化を対象に研究しています。
例えば、日米欧中のスポーツ産業における成長の違いの裏にある収益化の仕組みの解明や、キャッシュレス決済などで普及しているQRコードの標準化に向けた各国独自の戦略の考察などに取り組んでいます。こうしたさまざまなシステムの分析を通じて、現代社会を動かす企業の経営活動について理解を深めています。

宮田ゼミではこんなことを学んでいます!
2年次には、研究に向けてアカデミック・スキルを磨きます。『イノベーションのジレンマ』を輪読しながら、専門書の読み方、議論や発表の仕方、学術的文章の書き方を学びました。
3年次では、学部内の懸賞論文やゼミナール対抗プレゼンテーション大会(通称ゼミプレ)に向けて、5グループに分かれ、「ユーザーイノベーション(ユーザーが製品やサービスを開発したり改良したりすること)」「ファッションサブスクリプション(一定期間の利用料を支払うファッションレンタルサービス)」「OMO(Online Merges with Offline=オンラインとオフラインを融合したビジネスの展開)」などトピックを決めて、研究に取り組んでいます。毎週、最新の学術論文1本を全員で議論した後、グループ研究の進捗報告と質疑が行われます。
4年次は、各自で卒業論文を作成します。こうした活動を通じて、ビジネスを支える「仕組みづくり」についての理解を深めています。

アピールポイント
「オン・オフの切り替え」をしっかりして、「きちんと学ぶ」ことを目指している点です。例えば、2年次に「VR(バーチャル・リアリティ )を利用したビジネス・モデル」を考えるレポート作成のためにVRを体験した際は、VR版Google Earthでニューヨークやヒマラヤ山脈に飛んだり、VRチャットで国内外の人と直接会話をしたりと、学びを忘れて先生を含め全員ではしゃぎ倒しました(もちろんその後、真剣にレポートを書きました!)。学びと遊びを両立したオン・オフのあるゼミです!
ゼミの雰囲気
開講したばかりの新しいゼミということもあり、先生との距離が近く、先生とゼミ生全員で「新しいゼミを創っていこう」という雰囲気の中、和気あいあいと学んでいます。ゼミ生は、一癖も二癖もあるメンバーが集まったため、ディスカッションの際にはたくさんの異なる視点からの意見が集まり、お互いにより良いものにしています!
個性豊かなゼミ生が一丸となり、今後の方向性やゼミ試験などのイベント企画を主体的に決めながら、楽しく活動しています。

先生の紹介
宮田憲一先生
経営史がご専門で、企業の多角化やクリエイティブ産業について研究されています。授業中、一見すると無関係に見えるものを、経営やビジネスと関連付けてくれて、ゼミ生一同発想の転換方法を学ばせてもらっています。とても気さくで、面倒見の良い先生です。宮田先生の雰囲気はTwitterを見ていただくと一番理解できると思います(笑)。
私はこんな理由でゼミを選びました!
私は1年次に宮田先生の「経営学」を受講していました。宮田先生の授業は、初学者向けに丁寧で分かりやすく、また事例に当てはめて説明してくださるので、理解を深めることができました。大学の先生でここまで丁寧で分かりやすく授業をしてくださる先生は他にいないと思い、宮田先生のゼミを選びました。
また、たまに挟む雑談や、先生から漂う気さくな雰囲気に親しみやすさを感じたという点も選んだ理由の一つです!
宮田ゼミあれこれ
男女比・人数
男性12人:女性6人=18人
OB・OGの主な進路先
初年度のゼミであるため、まだ卒業生がいません!
紹介者(写真左)と宮田先生
「スポーツビジネスの大規模化」
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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