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ようこそ研究室へ
2021.10.11

【情報コミュニケーション学部】岩渕輝ゼミナール「人間らしく自分らしく生きるために、哲学的問題について議論を交わす」

明大生が、所属するを紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は情報コミュニケーション学部の弥久保さんと朝生さんが、岩渕輝ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

命とは何なのか、なぜ人を殺してはならないのか、善、悪とは何なのか。これらの問題を考えることは、「人間らしく」生きる、「自分らしく」生きる上で非常に重要です。岩渕ゼミでは著名な哲学者の思想を学びながら、上記のような問題について議論します。

また、命や生き方に関係する時事的な問題を取り上げ、意見交換しながら各自の理解を深めることもあります。最終的に哲学、倫理学を手掛かりに各自の研究テーマに対する答えを見つけ、卒業論を完成させることが目標です。

各自で調べたことを全体に共有し、さらに理解を深めます

岩渕ゼミではこんなことを学んでいます!

共通の本を決め、「功利主義(幸福と利益を価値の標準、人生の主たる目的とする倫理思想)」やカントの「定言命」、ロールズの「無知のベール」などといった著名な思想を幅広く学びます。毎週の当番がこれらを発表するとともに、内容に関連する哲学的・倫理的問題、また時事的問題を提示し議論します。2021年度は新型コロナウイルスが流行していたため、医療現場における「命の選別」なども議題に上がりました。

アピールポイント

哲学や倫理学は一人で学び、考えていると視野が狭まり行き詰ってしまうことがあります。ゼミ生の皆と意見を交わすことで、自分ではたどり着けなかった考えを知ることができ、自分の考えを客観的に見ることもしやすくなります。

また、日常の中で生まれた「いじめはなぜ起こるのか」「きれいって何だろう」といった素朴な疑問について、皆で楽しみながら真剣に考える時間が作れることも魅力の一つです。

ゼミの雰囲気

岩渕ゼミは少人数なので、一人ひとりがしっかりとコミュニケーションを取ることができ、和やかな雰囲気のゼミです。また、の際には人数が少ない分それぞれが発言し、とことん議論を深めることができます。議論を交わしていくうちに一人では気づかなかったものの見方を発見することができたり、毎回とても楽しく刺激的なゼミになっています。知りたいこと、気になることを深めることのできるゼミだと思います。

他の人の考えを知ることで新しい視点が得られます

先生の紹介

岩渕輝先生

一人ひとりにしっかりと向き合ってくれる先生です。何か疑問があれば、手間を惜しまずに解決しようとしてくれたり、真摯に考えてくれたりします。よく目を配ってくれ、優しくて穏やかな尊敬する先生です。

私はこんな理由でゼミを選びました!

生命や生き方ついてどのように向き合っていくのかという問いに元々興味があり、また、岩渕ゼミの活発に議論を交わせる雰囲気に引かれたからです。自分の興味あることに対してじっくりと向き合い、他の人と意見を深め合うようなゼミだからこそできることをしたいと思い、このゼミを選びました。

岩渕ゼミあれこれ

男女比・人数

【3年生】男性5人:女性1人=6人
【4年生】男性2人:女性6人=8人

OB・OGの主な進路先

公務員、銀行、メーカー、サービス、出版、ほか多種多様

ゼミの情報を紹介してくれた方弥久保祐太さん(千葉県立東葛飾高等学校卒)・朝生遥さん(私立横浜創英高等学校卒)(共に情報コミュニケーション学部3年)

紹介者(写真左:弥久保さん、写真右:朝生さん)と岩渕先生

私の研究テーマ
「利他的性質の妥当性」(弥久保さん)・「死刑制度の是非」(朝生さん)

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※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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