研究室概要紹介
飯塚研究室(数理最適化研究室)では、数学や情報学などの知識をベースに、「最適化理論とその数理情報工学への応用」に関する研究を行っています。数学的な観点と情報工学の観点からの最適化とは、ある制約条件のもとで、関数を最大化、または最小化する解を探し、情報システムの実行時間、メモリの使用量、スループット(機器や通信路などの性能を表す特性の一つで、単位時間当たりに処理できる量のこと)などを改善することです。
このような、情報工学問題の最適解を見つけることができる「最適化アルゴリズム」の開発について研究を進めています。
(アルゴリズム:ある特定の問題を解いたり、課題を解決したりするための計算手順や処理手順のこと)
飯塚研究室ではこんなことを学んでいます!
3年次のゼミでは、既存の最適化アルゴリズムの構造や性質を理解することを目標に、週に1回最適化理論に関する基礎的図書を輪講形式で読み進める勉強会を行っています。院生の先輩方と先生の助けをもらいながら、3年次を中心にゼミを進め、最近は「制約なしの最適化アルゴリズム」について学びました。
アピールポイント
好きな研究ができることです。卒業研究のテーマは、自分で好きな研究テーマを見つけるため、「趣味や希望就職先」「数学・最適化から最適化理論」「アルゴリズムに基づいた研究内容」で、査読付き英文の卒業論文を書くことができます。研究会が不定期で行われ、外部の方からも多く学べる機会が十分に用意されています。
また、飯塚研究室では「研究もそれ以外も好きなことを楽しもう!」を掲げているため、やる気次第で興味を持った研究ができ、もちろん研究以外でも楽しい研究室です。
研究室の雰囲気
先生もゼミ生に気軽に話しかけてくださるので、ゼミの前後は雑談をしていることや、基本的に和気あいあいと和やかな雰囲気です。3年次は、進んで研究に関する論文や本を読み進め研究に熱中している人や部活動、サークル、アルバイトに熱中している人などいろいろな人がいます。普段は自由に過ごしているためとても和やかですが、勉強会などやる時はしっかりやる、全員で教え合ってお互いに尊重し合う仲が良い研究室です!
先生の紹介
飯塚秀明先生
一言でいうと明るい先生です!常にゼミ生を尊重しながら相談に乗ってくださり、研究に関することだけではなく、研究以外のこともたくさん話してくれます。
私はこんな理由で研究室を選びました!
研究室選びの時に、私はたくさんの研究室の中で悩んでいました。飯塚先生に将来やりたいことを話すと、研究室とは全く関係ないと思っていたことについても、具体的に論文を見せながら、「こういった研究をすればいいよ」とアドバイスをいただいたことで、好きな研究を自由にできること、そして親身に相談に乗ってくれる飯塚先生の人柄に引かれて、この研究室を選びました。
また、研究室紹介の時に「勉強≠研究」と言っていたことと、「研究もそれ以外も楽しむ!」という研究室であることに魅力を感じ、数学が好きなこともあって選びました。
飯塚研究室あれこれ
人数
26人
OB・OGの主な進路先
日本電気株式会社、株式会社サイバーエージェント、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、三菱UFJトラストシステム株式会社、キヤノンITソリューションズ株式会社
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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