ゼミ概要紹介
野澤ゼミでは、都市政策をメインテーマとして、さまざまなアプローチから研究を行っています。講義型の授業で得られるような観念的、理論的な視点だけでなく、実践的な政策提案能力を身に付けることを目標としています。
野澤ゼミではこんなことを学んでいます!
5月に実施したフィールドワークでは、都内の再開発地区(虎ノ門・勝どき-月島エリア)に行き、タワーマンションの公開空地に関して調査を行いました。11月には、茨城県境町の公道上で運行されている自動運転バスに試乗させていただきました。他にも、ウォーカブルな街づくり(居心地が良く歩きたくなる街づくり)に関する実地調査などが計画中です。また、外国書の時間では、世界の人口減少都市に関する書籍を輪読しました。
こうした、ゼミ全体の活動で得られた知見を生かして、各自が興味を持っている諸問題の研究を行います。定期的にゼミで進捗を発表し議論を行うことで、より深い分析を行うことができます。
アピールポイント
設立して間もないゼミです。伝統や慣習など、新しいことを始める上で障害になるものはありません。ゼミ生の研究テーマはMaaS (Mobility as a Serviceの略。従来の交通手段・サービスに、自動運転やAIなどのさまざまなテクノロジーを掛け合わせた次世代の交通サービス)やタワーマンション、防災関連など多様で、目指す進路もさまざまです。
また、研究やプライベートでもツールを積極的に活用するのが特徴です。「Scrapbox」「Discord」「Slack」などを活用することで、コロナ禍でも研究活動を持続させてきました。
ゼミの雰囲気
話し好きで、協調的なゼミ生が多く集まっています。ただ、ゼミでの議論の際には意見交換を積極的に行うので、研究を進めやすい環境だと思います。プライベートと授業の切り替えも上手なゼミ生が多いです。
先生の紹介
野澤千絵先生
ゼネコンで開発計画に携わった後、都市政策・住宅政策に関する研究をなさっています。学生に負けない熱量で、ゼミ生の議論にも積極的に参加されています。
私はこんな理由で研究室を選びました!
2年次に履修した野澤先生の教養演習で、都市政策においてデータ活用をすることが必要不可欠であると考えました。そういった政策決定に使用される基盤の整備や運用上の課題について、より深い研究がしたいと考えたからです。
人数
19人
OB・OGの主な進路先
まだ卒業生はいません。
研究室の秘密道具・グッズ
Slack:
野澤先生とゼミ生、ゼミ生同士の密なコミュニケーションツール
3D都市モデル「PLATEAU」・GISソフト:
以下の画像では、既存の統計データと3D都市モデルを組み合わせることによって、都市の変化を視覚的に表してみました。他にも都市計画、防災、交通など、さまざまな分野の研究で役立てることができます。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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