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ようこそ研究室へ
2022.04.18

【農学部】本所靖博研究室「『食と農をめぐる諸問題』や『地域活性化』などの社会課題について、社会科学の視点から実践的な活動で解決を目指す!」

教員学生ゼミ・研究室
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は農学部の田中さんが、本所靖博研究室を紹介してくれます!
飛騨でのフィールドワーク。毎回素敵な生産者の方との出会いに感動します!

研究室概要紹介

本所ゼミは、「地域資源を活用して大学生が参加する地域連携活動」をテーマに、「食と農をめぐる諸問題」や「地域活性化」などの社会課題に対して、社会科学の視点から解決を目指す実践的なゼミ活動を行っています。活動のフィールドは、地元川崎の都市農業や地方の農村を中心に多岐にわたります。2020年度より、「多摩区大学・地域連携事業」にも取り組んでおり、「つくる人と食べる人がつながる」場づくりや関係づくりにも取り組んでいます。 

本所研究室ではこんなことを学んでいます!

農業や生産者、生産地について知ってもらうことを目的とした「食農教育イベント」を企画・運営しています。具体的には、館山の農家さんを川崎市にお招きしてイベントを行った後に、川崎市を中心に集まった参加者の方々を館山に連れて行くイベントも実施し、人も地域も双方向につながることのできる場を提供しました。さらに、マルシェに参加して「農産物の効果的なPRや販路開拓」を行ったり、「野菜スイーツの開発」を行ったりと、多岐にわたる活動をしています。

イベントで「トウモロコシの播種」を参加者の皆さんと体験しました。小さなお子さんから大人まで、誰でも楽しめるイベントを目指しています!
イベントに参加した皆さまとの集合写真。こんなにも多くの方に参加していただけたことが、非常にうれしかったです!

アピールポイント

私たちはコロナ禍により、大学生活の中で人とのつながりを感じることが少なくなりました。しかし、ゼミ活動では感染対策を配慮しながら多くの農家さんと交流し、その経験を生かして行ったイベントでも多様な地域の方々との出会いを通して、人と人のつながりの大切さを感じることができました。コロナ禍でもこういった経験ができる点が、本所ゼミの魅力だと考えます。また、学生でイベントを一貫して企画・運営をするため、やりがいや達成感がある点も魅力です。

飛騨でのフィールドワーク。りんごの葉摘みと球回しを教えていただきました➀
飛騨でのフィールドワーク。りんごの葉摘みと球回しを教えていただきました➁

研究室の雰囲気

イベントの準備やフィールドワークなど、共に過ごす時間が多くあるため、一人ひとりの距離が近くて家族のような存在のゼミです。ゼミ生は相談すると本気で解決策を一緒に考えてくれるような、温かくて優しい人ばかりです。楽しいことだけでなく、難しい課題に共に取り組むこともあり、そういった経験を重ねるほど、自分が持っていないものを持っているゼミ生たちのことを尊敬します。そんな素晴らしい人たちが集まっている本所ゼミのことが大好きです!

飛騨でのフィールドワーク。聞き取り調査の前に果樹園を案内していただきました

先生の紹介

本所靖博先生

本所先生は私たちの第2のお父さんのような存在です。関わる全ての人への心配りができる方で、親身に笑顔で接してくれます。コロナ禍でも楽しく充実したゼミ活動ができているのは、先生のおかげです!

私はこんな理由で研究室を選びました!

本所先生がゼミについて「ゼミ生のモチベーションの温度差が少ないのが特徴だ」と教えてくださったことから、このゼミでなら満足度が高く充実した活動ができると感じたからです。また、コロナ禍だということを言い訳にせず、「オンラインイベントへの参加」や「動画作成」など、新たな方法で活動する先輩方の姿を拝見し、「コロナ禍でも本所ゼミでなら、実践的で身になる学びを諦めなくて良いのだ」と希望を感じたことも理由の一つです。

生田緑地での「食の祭典」に参加しました。フィールドワークでお世話になった農家さんの商品などを販売しました。この日は久しぶりに同期がそろい、うれしさがあふれる一枚です!

本所研究室あれこれ

人数

24人

OB・OGの主な進路先

地方公務員、明治大学職員、株式会社日本政策金融公庫、農林中央金庫、全国農業協同組合連合会、JAグループ、三菱食品株式会社、三井食品株式会社、国分グループ本社株式会社、株式会社クボタ、就農、カゴメ株式会社、株式会社ニップン、株式会社J-オイルミルズなど

研究室の秘密道具・グッズ

普段使用するゼミ室に加えて、大学内にレンタルラボを持っています。ここでは「商品開発」や「農産物加工の実験」を主に行っています。また、明治大学名誉教授の松本穰先生が村長を務める「トカイナカヴィレッジ松本傅左衛門農園」に実験的圃場を持っています。ここではイベントで扱う野菜を育てています。野菜を育てることの難しさを体感した上で、イベントが無事に開催できると喜びもひとしおです。このように本所ゼミではさまざまな活動場所を持っています。

研究室の情報を紹介してくれた方田中美羽さん(農学部4年・私立成田高等学校卒)

紹介者(写真右)と本所先生

私の研究テーマ
「農業のイメージに影響を与える学童期の体験とは」

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※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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