2022.09.06

【国際日本学部】森川嘉一郎ゼミナール「マンガ・アニメ・ゲームなどの多様なポップカルチャーについて、作品制作を通して実践的に研究!」


明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の山本さんが、森川嘉一郎ゼミナールを紹介してくれます!
明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館の企画展にて。ゼミ生の集合写真

ゼミ概要紹介

マンガ・アニメ・ゲームおよびそれらに近接するポップカルチャー、デザイン、そして現代都市に関するさまざまな調査・研究を行っています。自分で創作的な「作品」を制作することもでき、その成果や反響を発表することで研究と同様に評価してもらうことができます。

例として、マンガ同人誌、ショートアニメ、ゲーム、音楽CD、スマートフォンのアプリ、同人グッズなどの制作・頒布、さらには展覧会やイベントの企画・実施などを過去に行ってきた実績があります。

森川ゼミではこんなことを学んでいます!

学期ごとに個々で自由に研究テーマや創作のジャンルを決めて、追求しています。研究の対象や該当するジャンルの古典的作品について、各自で調べて学ぶのはもちろんですが、研究であれば「先行研究や資料の探し方」「取材に向けた手紙の書き方」「インタビューの進め方」など、創作活動であれば「公表の場やオーディエンスの調査・広報の方法」など必要な技術を、実践によって一通り身に付けることを目指しています。

明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館にてフィールドワーク

アピールポイント

ゼミの大きな特徴は、自主制作によるマンガや小説などの創作活動による制作物についても、公表して反響を分析することで、調査研究の成果と同様に扱ってくれるところです。

また、その制作物に対するフィードバックを集めることができたり、毎週のゼミがペースメーカー的な役割を果たしてくれたりするので、これから創作活動を始めてみたい人、すでに創作活動を行っている人にお勧めです。プロになることを視野に入れているゼミ生もいるので、大変刺激を受けます。

ゼミの雰囲気

それぞれが制作物や研究を持ち寄り、進捗や成果のプレゼンテーションを行うのですが、お互いの作品内容や調査方法などに対して、学生同士で忌憚なく意見交換をしたり、アドバイスをしたりするなど、お互いに高め合える雰囲気があるゼミです。やりたいことがはっきりしていて、かつ落ち着いている人が多いため、集中して取り組むことができます。

明治大学 米沢嘉博記念図書館閉架書庫にて。漫画雑誌のバックナンバーがずらり

先生の紹介

森川嘉一郎先生

森川先生は、クリエイターの方との仕事や美術館で行われる展示のキュレーション(企画構成)などの経験が、豊富な方です。そうした知見を基に、学生に具体的なアドバイスを提示してくれます。こうしたノウハウの蓄積があるのも、森川先生ならではです。

私はこんな理由でゼミを選びました!

私自身、ゼミが始まる前から創作活動を行っており、それをマネタイズ(収益化)することに興味がありました。森川ゼミでは他の研究室と異なり、創作活動を研究内容として認可してもらえるため、自身の活動の延長として森川ゼミを選びました。

森川ゼミあれこれ

人数

7人

OB・OGの主な進路先

美術館、出版社、アニメーション産業、ゲーム産業、玩具産業、音楽産業、IT企業、鉄道会社、大学院進学ほか、多様です。

名物ゼミ生、OB・OG

ゼミの先輩に『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』『シン・ウルトラマン』のスタッフロールに名前が並んだOGがいます。

ゼミの情報を紹介してくれた方山本將太さん(国際日本学部3年・石川県立野々市明倫高等学校卒)

紹介者(写真左)と森川先生

私の研究テーマ
「クリエイタービジネス」
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