ゼミ概要紹介
小笠原ゼミでは、社会の多様な事柄から、異なるいくつかのテーマを選び、各自が事前に考察した内容をもとにディスカッションを行い、そのテーマの理解に努めています。
世界はデジタル革新とグローバル化の進展により、日々不確実性が増しています。こうした社会背景の下、小笠原ゼミでは20年後の世界で個人が生き残るための力を養うことを目指しています。
小笠原ゼミではこんなことを学んでいます!
「世界の Grand Transformation」を軸に、三つの小テーマを設定して学びを深めています。
一つ目は「デジタル・テクノロジー」です。ブロックチェーンによって実現されることやAIの定義など、今後必要になる知識をゼミで身に付けることができます。二つ目は「国家・企業・個人のパワーシフト」です。デジタル化やグローバル化によって力関係はどう変化するのか、それぞれの在り方はどうなるのかといった点を学んでいます。三つ目は「ダイバーシティ」です。これについては現在開始前ですが、2冊の本を読み議論をする予定です。
アピールポイント
ディスカッションにより知見が広がることに加え、「言葉の感度を上げること」「当たり前を疑うこと」が身に付きます。
前者の意味は、言葉を厳密に定義して使用するということです。カタカナ語をはじめとする日本語を、定義が曖昧なままに普段から使っていることを実感し、何気ない言葉でも定義を意識して使うようになりました。
後者は、常に批判的な視点を持つということです。「当たり前」を「当たり前」として受け入れることは思考停止の状態であり、批判的な視点を持つことで、普段から考える習慣が身に付きました。
ゼミの雰囲気
ゼミの雰囲気は代によって異なりますが、私たち13期は「とにかく仲が良く、バカなことにも真面目なことにも全力で取り組むゼミ愛が強い集団」です!
ゼミ中は真剣にディスカッションをし、ゼミが終わればゼミ生の誕生日を祝ったり、腕相撲をしたり、一発芸を披露したりと大盛り上がりです。ゼミがない日もゼミ生と過ごすことが多いです。
また、誰かが悩みを抱えていたら、先生も含めてみんなが相談に乗って解決策を探してくれます。とても温かい雰囲気のゼミです。
先生の紹介
小笠原泰先生
小笠原先生は、世界的に著名なアメリカ系経営コンサルティング会社での勤務や欧米5カ国に居住した経験のあるグローバルな先生です。そのため、大学教授というアカデミックの最先端の立場にいながら、ビジネスの領域にも造詣の深い方です。
ほとんどの大学生は、卒業後、社会人としてビジネスの領域に足を踏み入れることになります。そんな私たちにとって小笠原先生は「この先の社会をどう生きるか」を示唆してくれる、最も説得力のある大学教授です。
私はこんな理由でゼミを選びました!
田中さん:私が初めて小笠原先生と出会ったのは、1年次に履修した「国際日本学講座」でした。その際、先生がおっしゃる内容の合理性や、一見厳しそうに見える言葉の裏に隠された私たち学生への優しさなどに魅了され、その時既に小笠原ゼミに入室することを決めていました。そのため、特に他のゼミと迷うこともなく、この「おがゼミ」を選びました。このゼミに入って半年が経ちますが、後悔したことは一度もないばかりか、常に私を成長させてくれるゼミであると感じています。
貫井さん:ゼミテーマと形式の2点です。まず、「20年後を見据えて考える」というテーマに強く引かれました。変化の激しい時代に必要な力を身に付けたいと思っていたため、入室を決めました。
また、「事前に課題図書を読み、当日はディスカッションをする」という形式に魅力を感じました。今までとは異なる授業環境に身を置くことで、得られる知識も変わるのではないかと考えたからです。ゼミを通して、当たり前だと思っていた価値観が良い意味で壊され、物の見方が変わったように感じています。
小笠原ゼミあれこれ
人数
16人
OB・OGの主な進路先
商社・コンサルタント・IT・金融・メーカー・広告など
名物ゼミ生
超一流商社マンから海外移住をされた方まで、幅広いフィールドで活躍されている方々がいます。
卒業論文がないため、個別の研究テーマは定めておりません。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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