
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は政治経済学部の矢頭さんが、中島満大ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介
「社会問題を自らの手で調査し、分析していく」を研究テーマとしています。社会問題を卒業論文のテーマとしているため、ゼミ生それぞれが全く異なるテーマで調査を進めていきます。3年次の外国書研究では社会調査法について学び、卒業論文では各調査法を用いて調査を行います。中島ゼミは比較的新しいゼミであることも特徴の一つです。

中島ゼミではこんなことを学んでいます!
3年次の春学期は、社会学の論文を読み、選んだ論文について毎週一人ずつ発表していきます。2022年度は、「バンドマンと夢」「アニメーターの過重労働」「児童虐待」などをテーマとする論文を扱いました。
秋学期はそれぞれが卒業論文を見据えて、「〇〇の社会学」というテーマで1時間の講義を行います。2022年度は、「コロナ自粛の社会学」「教育社会学」「ケアの社会学」といった講義が行われました。
これらを経て、卒業論文の作成に取りかかっていきます。
アピールポイント
日々、中島ゼミで学ぶ中で、さまざまな社会問題に触れるため、社会に対する解像度が上がっていく感覚があります。全員で一つのテーマを学ぶのではなく、それぞれが興味・関心のあるテーマについて発表を行うため、ゼミ生の個性が出ている点も面白いです。また、グループワークなどはなく、一人で発表を行うことが基本となっているため、回数を重ねるうちに自然と一人で1時間近く話せるようになります。

ゼミの雰囲気
毎回授業の初めに、ゼミ生や先生が気になった最近のニュースや話題などについて共有・議論する「news & culture」という時間があり、社会問題に関するニュースから趣味の話まで、熱い議論が交わされています。
ゼミ以外の取り組みとして、不定期で開催される「ブッククラブ」という活動では、普段はあまり関わりのない3、4年次同士の交流もあります。個人的には、ほどよい緩さがあるゼミだと感じています。
先生の紹介
中島満大先生
歴史人口学を専門にされている先生です。毎週提出する課題に対して、ゼミ生一人ひとりに丁寧なフィードバックを入れてくださいます。マンガや音楽などに関してもたくさんの知識をお持ちなので、思わぬところで先生と話が盛り上がることがあります。

私はこんな理由でゼミを選びました!
中島先生が担当されていた社会科学方法論を大学1年次の秋学期に履修していたため、ゼミを選ぶ際に選択肢の一つとなっていました。テーマが「社会問題」と広く、自分自身の興味のあるテーマを扱うことができることや、ゼミガイダンスでの先生やゼミの先輩方の落ち着いた雰囲気に魅力を感じたため、中島ゼミを選びました。
中島ゼミあれこれ
人数
(2022年度)4年:8人、3年:10人
OB・OGの主な進路先
公務員、IT関連企業、小売業など

紹介者(写真左)と中島先生
私の研究テーマ
「日本のコロナ禍における『自粛』概念の変容」(予定)
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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