
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は経営学部の伊井さんが、浅野千鶴ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介
浅野ゼミでは、財務諸表作成の際に必要なルールである会計基準と財務会計を中心に学んでいます。会計基準を知ることで、世に公表されている財務諸表がどのように作成されているかについて理解でき、実際に財務諸表を読むことができるようになります。また、ゼミの活動を通じて、世の中で起こる出来事を会計的な視点で見る力を身に付けることができるため、この経験を将来に生かすことができます。
浅野ゼミではこんなことを学んでいます!
3年次には会計基準の基礎についてテーマごとに担当者を決め、各自で調べて内容を理解します。そして、ゼミの時間に担当者が発表を行い、他のゼミ生が発表に対して質問をしたり補足をしたりすることで内容の理解を深めます。このように会計についての基礎知識を身に付けた後、自分の興味・関心があるテーマを決め、4年次から卒業論文の執筆に入ります。これによって、自分が興味を持つ分野について会計的な視点に立って考え、論理的に説明する力を養うことができます。
また、年に1回、他大学との合同ゼミを実施しています。

アピールポイント
浅野ゼミには、会計学科だけでなく経営学科に所属する学生も在籍しています。「会計に興味があるけど難しそう」と思っている人でも、基礎から学ぶことができるため、参加しやすいです。そして、公認会計士やUSCPA(U.S. Certified Public Accountant、米国公認会計士)を目指している人も、会計基準の基礎や財務会計について調べ、実際に人に説明することを通じて、より深く理解することで資格試験に生かすことができます。
また、浅野先生がゼミの時間内に身近なニュースや企業について会計と関連付けてお話ししてくださる内容は、とても分かりやすく興味深いです。
コロナ禍で開催を見送る年が続いていましたが、1泊2日のゼミ合宿もあります。4年次の卒業論文進捗報告会や会計にまつわるクイズを行い、残りの時間で観光を楽しみます。ゼミ合宿を通じてゼミ生同士の親睦を深めることができます。
ゼミの雰囲気
ゼミの時間中の発表や質疑応答をしている時は、真剣に取り組みつつも、みんなが発言できるように配慮されているため、とても話しやすい雰囲気です。また、分からないところについてゼミ生同士でお互いに質問したり、話したりすることもあります。一方、普段は明るく、ゼミ生同士の仲も良いです。このように、やるべき時は真剣に行い、それ以外は楽しく活動するという切り替えが上手なゼミ生が多いという特徴があります。

先生の紹介
浅野千鶴先生
浅野先生は、現代会計基準や財務会計を専門としています。会計基準の中で理解が難しい部分も、豊富な知識をもとにゼミ生が理解できるよう分かりやすく教えてくださるとても優しい先生です。また、資格の取得を目指している人に対しても丁寧にアドバイスをしてくださいます。
私はこんな理由でゼミを選びました!
私は、公認会計士を目指して勉強していたこともあり、会計系のゼミに入りたいと考えていました。その中で、浅野ゼミは会計基準の基礎についてテーマごとに発表を行うという点で、自らが持つ知識と調べたことをアウトプットする機会を持てることに魅力を感じました。実際、このゼミに入って財務会計について理解を深めることができました。
また、先生が資格の取得を応援してくださる環境のゼミだったことからも、「浅野先生の下で学びたい!」と思い浅野ゼミに入室しました。
浅野ゼミあれこれ
人数
4年次:5人、3年次:8人(2022年度)
OB・OGの主な進路
有限責任 あずさ監査法人、EY新日本有限責任監査法人、税理士法人山田&パートナーズ、株式会社マネーフォワード、freee株式会社、大和証券株式会社、日本電気株式会社(NEC)
紹介者(写真右)と浅野先生
私の研究テーマ
「製薬会社の財務諸表分析を通じた比較(仮)」
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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