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ようこそ研究室へ
2023.06.12

ソフトウエアの設計・実装上の課題解決を目指す(理工学部・早川智一研究室)

理工学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は理工学部情報科学科の大橋さんが、早川智一研究室を紹介してくれます!

早川研究室 集合写真

研究室概要紹介

ソフトウェア工学研究室は、主にWebアプリケーションなどのソフトウエア開発に関する研究を行っています。近年のソフトウエア開発が抱える問題について、新たなフレームワーク(ソフトウエアの効率的な開発をサポートする「枠組み」のこと)やツールなどを提案し、その有用性を評価します。また、研究課題は学生自身が主体となって見つけるため、多岐にわたります。既知の技術や最新技術を広く駆使して、課題解決に励んでいます。

研究室ではこんなことを学んでいます!

3年次の夏休みには、ソフトウエアをチームで開発する際に必要になるさまざまな手法・技法を学びました。また、研究室の仲間とチームを組み、実際に開発を行うことで知識を定着させました。夏休み明けのゼミでは、昨今のソフトウエア開発が抱える課題を解決するための論文などを調査し、研究を行う上での基礎を固めました。

アピールポイント

課題に対してさまざまな面から解決手法を模索するため、ウェブやネットワーク、インフラストラクチャーなど多様な領域に関する知識が身に付きます。

忙しい時期もありますが、研究を進めるほどに知りたいことが増えていき、勉強のモチベーションを維持できるので、幅広い知識を網羅して身に付けたい人にはピッタリな研究室です。

研究室の雰囲気

先輩方との交流がとても盛んな研究室です。勉強会やゼミでは、研究や開発に関する進捗や、輪講の様子を見てくださり、的確なアドバイスをいただいています。講義の合間に気軽に研究室に顔を出し、時にはゼミ生同士で雑談をするなど、とても心地の良い雰囲気です。また、「やるべき時はやる、遊ぶ時は遊ぶ」といったメリハリを大切にする研究室です。先輩方が熱心に作業をしている様子を見ると、やる気が湧いてきます。

「Linuxコマンドかるた」で遊ぶゼミ生

先生の紹介

早川智一先生

早川先生は、元々システムエンジニアとして活躍されていました。ソフトウエアに関することはもちろん、社会人としての知識や経験も豊富で、とても頼れる先生です。また、専門分野以外にも広い知見をお持ちなので、ゼミの合間にいろいろなお話をしてくださいます。

私はこんな理由で研究室を選びました!

特に決め手となったのは、同期のメンバーと一緒にWebアプリケーションを設計・実装するといった「チーム開発」ができるという点でした。「将来はゲームエンジニアになりたい!」と考えていて、それに必要な技術力や経験がチーム開発を通して得られると思ったからです。また、研究室のウェブサイトを見て、開発現場が抱える問題点を研究テーマにしているという印象を受けました。モノを作ることが好きな私にピッタリの研究室だと思い、早川研究室を選びました。

チーム開発中の様子

早川研究室あれこれ

人数

18人

OB・OGの主な進路

株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー、コナミグループ株式会社、株式会社サイバーエージェント、日本マイクロソフト株式会社、株式会社野村総合研究所

研究室の秘密道具・グッズ

  • 技術関連の蔵書:ソフトウエアに関連する本が数多くそろっています。
  • 大型ディスプレイ:ゼミ生同士で議論をする際に重宝しています。タッチパネル付きで、大きさは70インチです。
  • たくさんのディスプレイ:ゼミ生の作業効率を上げてくれます。合計で10台あります。
  • 電子レンジ・冷蔵庫・電気ケトル:間食の際に重宝しています。
研究室の情報を紹介してくれた方大橋怜士さん(理工学部4年・東京都立小松川高等学校卒)

紹介者(写真左)と早川先生

私の研究テーマ
「ハイブリッドアプリ(Webアプリとインストール型アプリの両方の良さを併せもつ形態のアプリ)」について、現在研究テーマ化を進めています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております

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