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ようこそ研究室へ
2023.08.21

材料の構造と特性の関係を解明し、高性能化や新材料の開発を目指す|理工学部・有川秀一研究室

理工学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は理工学部の麻妻さんが、有川秀一研究室を紹介してくれます!

有川研究室の様子

研究室概要紹介

材料の原子や結晶などからなるミクロな構造と、目に見えるマクロな強さや柔軟性など、材料特性との関係からなる材料内のシステムを解明することで、材料の高性能化やこれまでにない新材料の開発を目指します。また、光計測を用いた材料評価により新しい可能性を探索します。

有川研究室ではこんなことを学んでいます!

材料を安全に使うためには、その特性についての知識が必要です。「その材料の中でどのようなことが起こっているのか」「何が原因で破壊が起こったのか」について、実験はもちろん、シミュレーションなども用いて検証していきます。

また、変形を評価する計測技術を磨くことで、より正確な現象が得られます。その現象を知ることで、今はまだこの世に存在しない材料を開発することも可能となります。私たちは、このような材料の可能性を日々模索しています。

普段の研究スペースの様子

アピールポイント

とても自由度の高い研究室です。研究テーマは、先輩から引き継ぐことも、自分が興味のあることを一から始めることもできます。研究方法も、実際に実験を本格的に行うものから、コンピューター中心のものまで、幅広く選択することができます。

研究室の雰囲気

皆、和気あいあいと研究しています。先輩・後輩の仲が良く、研究の相談も気軽に行われているので、研究環境としても最適です。昼食や夕食を作って食べたり、帰り際には筋トレが始まったりと、おのおのが自由に活動しています。頻繁にイベントが開催され、時には先生も一緒に皆で楽しんでいます!

毎週行われる研究報告会の様子

先生の紹介

有川秀一先生

研究で行き詰まった時には一緒に悩み、的確なアドバイスをくださいます。先生は、常に学生を気遣ってくださる人格者です。

私はこんな理由で研究室を選びました!

「なぜ起きるか分からない物理現象を説明する理論を見つける」というプロセスに憧れを抱いていました。「特に物性の研究ができたらいいな」と考えていた時に有川研究室の研究内容を知り、すぐさま研究室を見学しました。

有川研究室あれこれ

人数

18人(学部生:10人、大学院生:8人)

OB・OGの主な進路先

京セラ株式会社、日本製鉄株式会社、株式会社レゾナック(旧:日立化成株式会社)、パナソニック株式会社、株式会社日立製作所、YKK AP株式会社、株式会社クボタ、株式会社荏原製作所、NTN株式会社、富士フイルムメディカル株式会社、森永製菓株式会社、アサヒ飲料株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社他

研究室の秘密道具・グッズ

暗幕です。研究室のおおよそ1/3の面積を占める暗幕内は、光を用いた実験のための研究スペースです。音波を用いた実験もこの中で行われるため、日常的に暗幕の中から変な音が聞こえてきます。

暗幕内の様子

名物研究室生、OB・OG

2023年に明治大学大学院を修了した小山弘樹さんです。研究スペースを彩るぬいぐるみなどは、ほとんどが小山さんのものです。頻繁に研究室に遊びに来るたびに、ぬいぐるみを追加してくれます。

研究室の情報を紹介してくれた方麻妻あかりさん(理工学部4年・私立愛知淑徳高等学校卒)

紹介者(写真右)と有川先生

私の研究テーマ
「金属の転位に関する研究」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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