
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の浅田さんと小林さんが、小野雅琴ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
広告の理論実証研究
広告のゼミと聞いて、皆さんはどのような活動をイメージしますか?おそらく「広告鑑賞」あるいは「広告制作」をイメージするかもしれませんが、どのような広告の結果として「何が起こるか」を探究しています。知識のないまま、実際の広告実務を観察しても、その答えは得られません。難解な「理論」を習得し、自ら「実証」して初めてその答えが得られるのです。
小野ゼミは、世界最先端の広告理論を身に付けた上で、統計解析技法を駆使して、理論の実証を行うことのできる人財を育成することを目指しています。
小野ゼミではこんなことを学んでいます!
『リサーチ・デザイン』という書籍を教科書として、各章をペアに分かれて読み解き、全体で発表して理解を深めています。これを通して、マーケティング・リサーチの基礎的な知識を身に付けます。
また、実践的な内容として統計ツールRについて学習し、基本的な分析手法を習得しています。その後、世の中の事象について自ら仮説を立て、2次データを収集した上で、授業内で習得した分析手法を用いて分析し、仮説の実証を目指しています。さらに、「アドミュージアム」を訪れたり、企業の新規事業を立案するケーススタディーを行うこともあります。


アピールポイント
1期生のゼミ活動として、自分たちがやりたいことを先生と相談しながら実現できることは、小野ゼミならではです。だからこそ、ゼミ生全員が活発に意見を出し合い、お互いを尊重し合うことで、やりがいのある活動が実現できています。また、統計ソフトRについての学習は、社会人として重要視されるスキルの一つでもあり、学生のうちから基礎を身に付けることができることも魅力の一つです。
ゼミの雰囲気
小野ゼミと言えば「アットホームな雰囲気」です!授業内ではゼミ生たちが活発に意見を交換し合い、分からないことがあればその場で助け合える温かい雰囲気があります。また、外部の方に授業をしていただく「リクエスト講義」では、ゼミ生からの質問が多く飛び交い、貴重なお話を積極的に吸収しようとする意欲的な姿勢が見られる真面目な一面もあります。
一方で、授業外では小野先生とカフェに行ったり、ゼミ生で集まって遊んだりと、学習以外でも大学生活を楽しんでいます。
先生の紹介
小野雅琴先生
小野先生はとにかく優しいです!講義ではゼミ生のやりたいことを最優先に考えてくださり、一緒にゼミをつくり上げてくださっています。しかし、意外と慎重な一面があり、ゼミ生が「今、決めましょう!」と言わないと小野先生はすぐに決めようとしません(笑)。そのような小野先生が、私たちは大好きです!
私はこんな理由でゼミを選びました!
浅田さん:大学1年次のアルバイトをきっかけにマーケティングに興味を持つようになったので、小野先生の広告とメディアの授業を受講しました。マーケティングや広告に関してより深く学びたいと感じるとともに、マーケティングを定量的に考えることができる「マーケティングリサーチ」に特に興味を持つようになりました。
小野ゼミでは、Rという統計ソフトを用いて統計分析を行いつつ、マーケティングを学ぶことができると知り、自分の興味にピッタリ合うと思ったので、ゼミに入ることを決めました。
小林さん:近年インターネットが普及する中で、限られた時間や限られたスペースで人々の意思決定に訴えかける広告について興味を抱いていました。そうした中で、受講した広告産業論で、広告やマーケティング・コミュニケーションについて学習し、至る所で何気なく目にする広告にも制作者のさまざまな意図が込められているということを知り、興味深く感じました。
日々私が漠然と眺めているだけの広告をより深く学び、統計解析などによって実践的な内容を学習することで、将来に役立てたいと考えたため、小野ゼミを選びました。
小野ゼミあれこれ
人数
24人
OB・OGの主な進路
リサーチ業界、エンターテインメント業界、金融業界、人材業界、食品業界など
写真左から:小林さん、小野先生、浅田さん
私の研究テーマ
浅田さん「ビッグデータ環境における消費者の行動メカニズム」
小林さん「インフルエンサー・マーケティングによる消費者への影響について」
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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