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ようこそ研究室へ
2023.11.27

作曲や映像制作の技法や理論を実践的に学ぶ(情報コミュニケーション学部・宮川渉ゼミ)

情報コミュニケーション学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は情報コミュニケーション学部の阿部さん、神津さん、渡邊さんが、宮川渉ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

宮川ゼミでは、音楽を中心としたアートの実践、創作、これらに関する研究を行い、作品の制作活動を行っています。担当の宮川先生は音楽がご専門で、私たちが普段耳にする音楽作品の裏に隠れているさまざまな技法や理論などを制作活動と絡めて、体系的に学ぶことができます。

もちろん音楽だけではなく、本格的なスタジオや機材を用いた映像制作、イラストレーションやシナリオ、ミュージックビデオの制作など、ゼミ生がそれぞれ好きな創作活動に打ち込むことができるため、まさに情報コミュニケーション学部らしい自由なゼミと言えます。

ゼミでの様子

宮川ゼミではこんなことを学んでいます!

おのおのが自由に興味があることについて創作活動を行っています。例えば、作曲に興味がある人は、個人で作曲することもできれば、グループで一つの共同作品を作り上げることもできます。他にも、映像系に興味がある人は、CMのようなショートビデオの制作をすることも可能な上、作曲に興味を持っている人と協力してミュージックビデオを作ることもできます。

制作活動の様子➀
制作活動の様子➁

アピールポイント

ゼミでは、研究するだけでなく実際に作品を制作をすることができるので、作曲や映像制作などを行い、発表します。研究、制作の方法はさまざまで、一人で黙々と作業する人もいれば、共同制作として複数人で作品を作り上げていく人たちもいます。自由度は、他のゼミに比べてとても高いです。

発表の際は、研究や制作の過程についてプレゼンテーションします。自分が作り上げたものについて、みんなに伝えることができる絶好のチャンスです!

発表をしている様子

ゼミの雰囲気

全体的に伸び伸びとした雰囲気です。宮川先生が初めに簡単な説明をしてくださった後は、ゼミ長、副ゼミ長を中心に学生同士の話し合いで進行していきます。ゼミの時間の大半はグループ活動や個人の研究がメインで、毎回指示があるというわけではないので、それぞれが自由に活動をしています。また、音楽に興味がある人だけでなく、広告や映像に興味を持っているゼミ生もいるため、個性豊かなメンバーがそろっています。

先生の紹介

宮川渉先生

宮川先生は、音楽学を専門とされていて、主に現代音楽や作曲の研究をされています。中学卒業後から明治大学の教員に着任されるまでは、フランスで生活をして研究に励んでいらっしゃいました。研究以外に、自らも音楽の制作に関わり、短編映画の音楽を担当されたこともあります。

私はこんな理由でゼミを選びました!

阿部さん:私は元々趣味で作曲をしていたのですが、好きな楽曲を参考にして作曲しているうちに、「この作曲家は、何を考えながら作曲したのだろう」ということに興味を持ちました。宮川ゼミでは、音楽の研究ができると同時に、スタジオや機材を使った本格的な制作ができると聞き、「作曲の過程を実際に体験しながら、自分が深めたい音楽の研究に没頭できるのではないか」と考えて志望しました。

神津さん:私は音楽経験が皆無でしたが、音楽を聞いたりライブに行ったりすることが好きで、ただ「音楽が好きだ!」という一心で入室しました。元々1年次に宮川先生の基礎ゼミに入っていたことも、入室のきっかけになりました。また、他のゼミ生も音楽好きが集まっているため、「この環境に身を投じてみたい!」と思ったことも理由の一つです。

渡邉さん:私も趣味で作曲などの創作活動に取り組んでいました。創作活動は家で一人で行うこともできますが、宮川ゼミに所属することで、多くの同じような趣味を持つ仲間と共に知識を共有して高めることによって、さらに自分の力を向上させることができると思ったからです。

共同研究の仲間たちとの一枚

宮川ゼミあれこれ

人数

20人

ゼミの情報を紹介してくれた方阿部純明さん(私立安田学園高等学校卒)・神津優士さん(私立明治大学付属中野高等学校卒)・渡邊定一郎さん(静岡県立富士高等学校卒)(共に情報コミュニケーション学部3年)

写真左から:阿部さん、宮川先生、神津さん、渡邊さん

私の研究テーマ
阿部さん「『印象に残る』メロディ・コード等音楽要素の研究」
神津さん「歌詞を通じて音楽以外のものをどのように表現するか」
渡邊さん「日本で人気の楽曲の構造的共通性の研究」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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