
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は総合数理学部の森本さんが、渡邊恵太研究室を紹介してくれます!
研究室概要紹介
渡邊研究室は、主にインタラクションデザイン(※1)の研究を行っています。デジタル化により、今まであったメディアや分野の境界が曖昧になり、新たな価値創造の機会が生まれています。しかし、自由度が高いため、価値を生み出すためには適切な設計が必要です。
そのため、渡邊研究室では、情報技術と人間の認知心理的性質を理解し、その関係性を設計するインタラクションデザインが重要であると考えています。テクノロジーをどのように使用するかを考え、多くの人々が容易に利用でき、かつ持続的に使用したいと思うような設計をすることを目指しています。
※1 インタラクションデザイン:ソフトウェアやサービス上でユーザーとオーナーの間に双方向のコミュニケーションを生むデザインのこと
渡邊研究室ではこんなことを学んでいます!
2年次を対象としたスキルアップゼミでは、毎週異なるスキルを4年次・院生が中心となって教えています。3年次からは自分の研究についてリサーチや実装を行い、卒業論文や学会発表に向けて活動を行っています。

アピールポイント
渡邊研究室にはプロジェクト制という研究グループがあります。このプロジェクト制の利点として、学年を越えた「縦」のつながりを非常に強く持つことができるということがあります。仮配属の学部2年次もプロジェクトに入ることができるので、先輩が培ってきたスキルや知見を後輩に伝えやすい環境が整備されています。
現在は5つのグループがあり、代表的なものには、ゲーム研究を支援する「オープンゲームライブラリ」、動画に触覚情報を収録できるカメラ周辺機器と再生手法「Telestick」などがあります。
研究室の雰囲気
プロジェクト制のため、先輩・後輩が関係なく仲の良い研究室です。研究室にいるメンバーでゲームをしたり、趣味や就職活動の話をしたりなど、研究以外でのつながりもあります。また、研究室内を学生で整備することで、常に研究室内を清潔に保つように心掛けています。

先生の紹介
渡邊恵太先生
渡邊先生は、私たちの研究を細やかに見てくださり、アイデア出しから論文の添削まで幅広くアドバイスをくださる面倒見の良い先生です。また、家族思いな先生で、休日は大学前の公園でご家族とピクニックなどをされているそうです。
私はこんな理由で研究室を選びました!
VR(バーチャルリアリティー)などのテクノロジーに興味があり、VRで表現できるコンテンツをどのように表現すればユーザーの体験を向上されられるかと考えた際に、UI(※2)・UX(※3)などに強い、渡邊研究室で研究したいと思い選びました。また、配属面談の時に先生がとても話しやすく、中身の濃い面談ができたことも理由の一つです。
※2 UI:ユーザーインターフェイス。ホームページ内で閲覧する、もしくは操作する要素のこと
※3 UX:ユーザーエクスペリエンス。ホームページを利用した時のユーザー体験(得られる感情)のこと
渡邊研究室あれこれ
人数
31人
OB・OGの主な進路
チームラボ株式会社、株式会社アイ・ビー・エム、KDDI株式会社、株式会社リクルートなど
研究室の秘密道具・グッズ
紹介者(写真右)と渡邊先生
私の研究テーマ
「バーチャルハンドの指先形状の変化が剛性知覚に与える疑似触覚手法の提案」
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