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ようこそ研究室へ
2023.09.11

行動経済学の観点から社会の在り方について研究(情報コミュニケーション学部・後藤晶ゼミ)

情報コミュニケーション学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は情報コミュニケーション学部の関根さんが、後藤晶ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

従来の経済学は、極端な経済的合理性に基づいた行動を仮定してきました。しかし、人間は必ずしも経済的に合理的な行動を行うとは限りません。実際に、合理性への反証となる観察や実験による研究が蓄積されつつあります。行動経済学は、これらの実証研究から、現実の人間行動を基に新たな理論構築を試みる学問です。

後藤ゼミは、行動経済学や実験経済学の観点から、科学技術・情報社会の将来を見据えつつ、人間行動・社会問題を分析し、新たな時代の社会の在り方について検討することを目的としています。

後藤ゼミではこんなことを学んでいます!

後藤ゼミは、主に行動経済学を学ぶゼミです。行動経済学は、社会学や心理学など人の行動や心理に関わる知見を活用した、最近注目を浴びている経済学の一領域です。3年次には、行動経済学の基礎を学ぶ他、興味・関心に応じてマーケティングや消費者行動、プログラミングを用いた統計学なども学びます。4年次には、おのおのの興味の対象に応じて、行動経済学の観点から研究をしていきます。

研究の途中経過を発表している様子

アピールポイント

「『経済学』という名前が付いているし、なんだか難しそう」と思われる人がいるかもしれません。しかし、行動経済学は、人間が持つ特有の心理や行動を基にした経済学なので、意外と学びやすい学問です。また、心理学や社会学などの知識も学ぶことができます。行動経済学は、身近なところに利用されているので、後藤ゼミで学んで探してみるのも面白いです!

ゼミの雰囲気

とても穏やかな雰囲気です。グループでの会議や発表などの際は、みんな真剣に取り組んでいます。ゼミ生同士で話し合いをする機会が多いので、自然と仲良くなれます。また、バーベキューなどのイベントやゼミ合宿もあるので、たくさん学び、たくさん遊ぶ、充実した学生生活を送ることができます。

発表者はもちろん、聞いているゼミ生もみんな真剣です

先生の紹介

後藤晶先生

メガネと天然パーマがトレードマークのとても優しい先生です!後藤先生の研究のモットーは、「行動経済学でもっと世の中を良くしたい」ということです。日々、行動経済学の視点から、他の研究機関や民間企業、地域と協力して熱心に研究をされています。

私はこんな理由でゼミを選びました!

たくさんの講義の中で、一番楽しかった講義が後藤先生の「クリエイティブ・コミュニケーション(行動経済学)」でした。ここから行動経済学に興味を持ち始め、より深く行動経済学を学ぶために、後藤ゼミを選びました。また、実際にマーケティングや社会のために役立つ学問なので、就職活動でもアピールできると考えたことも理由の一つです。

後藤ゼミあれこれ

人数

3年次:23人、4年次:19人

OB・OGの主な進路

住友商事株式会社(総合商社)、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(システムインテグレーター)、アクセンチュア株式会社(コンサルティング)など、業界・業種を問わず活躍しているすてきな先輩たちがいます。

ゼミの情報を紹介してくれた方関根碧輝さん(情報コミュニケーション学部4年・私立足立学園高等学校卒)

紹介者(写真右)と後藤先生

私の研究テーマ
「主観的幸福観と大学生の恋愛の関係」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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