
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は政治経済学部の古賀さんが、小西德應ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介
小西ゼミは、今年度で29期目となる伝統あるゼミです。研究テーマは「世界の中の近現代日本政治史」です。日本に軸足を置いて世界を見るとともに、政治において社会問題全体を見て、幕末期から現代までの期間を包括的に分析します。日本を研究対象の軸として、社会全体のあらゆる課題を正しく見つめる力を養うことが、大きな目的です。社会全体の幅広い物事に対する「正しいモノの見方、考え方」を養い、生きる能力を磨きます。
小西ゼミではこんなことを学んでいます!
小西ゼミでは、毎週金曜日の4、5時限目に、3・4年次合同でゼミを行っています。日本政治史を学ぶため、隔週で政治学と歴史のテキストの中から3~4人の発表者が各自の問題・関心に基づいて勉強したことを発表し、質疑応答・討論をします。発表するのは3年次ですが、一人ひとりに4年次がチューターとなって指導に当たります。また、発表担当者は、当日その場で先生から出されたテーマについて「3分間スピーチ」も行います。
発表後に予想される質問に対する回答を準備することも大切です。どちらも最初は難しいですが、回数を重ねるごとに自分の成長を実感できます!


アピールポイント
小西ゼミの特徴的な活動と言えば、各学期に一度ずつ行われるディベート大会です。2チームに分かれて、3週間かけて勉強会を開きます。勉強期間は、「趣意書づくり・エビデンス探し・模擬ディベート」の3つの作業を繰り返し行い、チームの意見を固めて大会本番に備えます。私たちゼミ生はディベート期間が大好きです。なぜなら、学びを深めつつ、同期と自然に仲良くなれるからです。毎日同期と集まり、助け合いながら共に学びを深めた濃密な時間は、ここでしか経験できません!
2023年秋から、インターカレッジでのディベートが復活します。

ゼミの雰囲気
ゼミ生は2学年合わせて35人と大所帯ですが、毎週の3、4年次合同ゼミやディベート大会を通じてみんな非常に仲が良いです。毎週金曜の授業後には大学周辺へみんなで繰り出し、先生も交えて懇親会を行います。懇親会はゼミ生同士のコミュニケーションの機会としてはもちろん、先生からさまざまなことを学ぶ場としても機能しています。ここへはゼミのOB・OGもしばしば参加します。さらに年1回のOB・OG会もあります。縦のつながりも非常に強いことが、小西ゼミの特徴です。

先生の紹介
小西德應先生
小西先生は明治大学政治経済学部出身で私たちの先輩でもあり、2022年度まで学部長も務めていらっしゃいました。非常に博識かつ気さくなお人柄で、専門知識にとどまらず、専門外の知識やマナーから私たちの質問や疑問、時には恋愛相談まで、丁寧に向き合ってくださいます。
私はこんな理由でゼミを選びました!
グローバル化が進展するこれからの世の中を予測するためには、これまでの日本政治が世界の中でどのような変遷をたどってきたかを、正しく理解することが必要だと考えたからです。また、3週間かけて行う勉強会や、年に2回のディベート大会にも魅力を感じました。私はここでチームプレーの難しさと大切さ、そして面白さを経験し、論理的思考力や他人に分かりやすく意見を伝えるスキルを身に付けることができました。

小西ゼミあれこれ
人数
4年次:17人、3年次:18人
OB・OGの主な進路
銀行、メーカー、広告代理店、不動産、コンサルティング、人材派遣、公務員、国会議員秘書、大学院進学など
研究室の秘密道具・グッズ
ディベート大会の際に掲げる「明治大学 小西德應ゼミナール」と書かれた旗です。伝統ある小西ゼミの歴史を感じます。
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