
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は商学部の北村さんが、前田陽ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
前田ゼミは「ゼミ生の将来の選択肢を広げること」を主眼に管理会計を研究しています。管理会計の知識はさまざまな企業において不可欠であり、学んでおけば必ず役に立つ学問です。簿記や会計の専門知識がなくても、ゼミでは経営戦略やマーケティングなど幅広い分野に触れるため、企業について総合的に学ぶことができます。
前田ゼミではこんなことを学んでいます!
2年次では、ユニークなテーマでプレゼンテーションやディスカッションをします。ここで培った能力や自信を生かし、他大学との研究報告会(インターゼミナール)を年2回開催しています。
3年次には、グループで奨学論文(※1)に取り組んだり、アカウンティングコンペティション(※2)に参加し、思考力や文章力などを磨いています。また、就職活動や奨学論文の経験を引き継ぐため、3年次からのゼミ活動は4年次と合同で行っています。先生や先輩から多くのことを吸収でき、アウトプットする機会も多いです。
※1 奨学論文:毎年1回、商学部学生を対象に論文を募集し、商学部教員で構成する奨学論文審査委員会の厳正なる審査を経て、入賞者を表彰している
※2 アカウンティングコンペティション:会計学分野におけるゼミナール研究発表の全国大会。審査員は大学教員のみならず公認会計士や経営者といった実務界からも多数参加しており、多面的な評価がなされる

アピールポイント
何と言っても「会計学」と「経営学」の良いとこ取りができる点です!ゼミ生の中には、公認会計士を目指す学生や、大企業への就職を目指す学生などさまざまな人がいます。どのような進路でも必ず役に立つような知識を、バランス良く学習することができます。また、活動中は学生が前に立つ時間が多いため、プレゼンテーション能力や論理的な思考力を磨くことができます。グループ活動が多いので、チームワークや自分の得意な役割を発揮するチャンスもあります。

ゼミの雰囲気
前田ゼミには、会計士志望の学生だけでなく、体育会所属の学生もいれば歌手を目指している学生もいます。さまざまな考えを持つ人が集まっているので、多様性に富んだゼミです。普段のゼミは明るく楽しい雰囲気ですが、課題に取り組む際は真剣に向き合う、切り替えの上手な人が多いです。行事もあり、昨年の夏合宿では山梨に行きました。先輩と後輩関係なく仲良くなれる機会も、豊富にあります。

先生の紹介
前田陽先生
前田先生は管理会計を中心に研究をされていて、企業経営などにとても詳しい先生です。文字だけ見ると難しそうですが、私たちに身近な例や分かりやすい説明で、詳しく教えてくださいます。優しい前田先生は、私たちにとって太陽のような存在です!
私はこんな理由でゼミを選びました!
私は当初、会計士を目指すためのゼミを探していました。しかし、本当にこれが自分のやりたいことなのかまだ迷いがあり、その中で前田ゼミを知りました。「『ゼミ生の選択肢を広げる』というこのゼミに入れば、自分が本当にやりたいことを見つけられるのではないか」と考え、入室を決めました。また、先輩方のプレゼンテーションや奨学論文を見て「自分もこんなふうに発表や研究をしてみたい!」と思ったことも大きな理由です。
前田ゼミあれこれ
人数
2年次:30人、3年次:30人、4年次:28人
OB・OGの主な進路
EY 新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ、ソニーグループ株式会社、アビームコンサルティング株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、パナソニックコネクト株式会社、信金中央金庫、国立研究開発法人など
名物ゼミ生
「プレゼンテーションの達人!石井航平さん」
15期生の石井さんは、プレゼンテーションがとてもお上手で、つい聞き入ってしまいます。16期生は、石井さんのプレゼンテーションを聞いて前田ゼミ入室を決めた人も多いそうです。
紹介者(写真右)と前田先生
私の研究テーマ
「重回帰分析を用いた企業の強みの解明」
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