
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は総合数理学部の藤崎さんが、廣瀬善大研究室を紹介してくれます!
研究室概要紹介
現象数理学科には、幾何学や数理生物学、数理ファイナンスなどさまざまな分野の研究室がありますが、廣瀬研究室では、統計学とPython(※1)やR言語(※2)などのプログラミング技術を用いて、データから「世の中ではどのような現象が起こっているのか」を解析しています。研究テーマは、教育や自然現象から、ゲーム、スポーツまで幅広く、学生自身が興味を持っていることについて自由に研究することができます。
※1 Python(パイソン):汎用性が高く、Webアプリケーションや人工知能(AI)の開発も可能なプログラミング言語
※2 R言語:統計やデータ解析に特化したオープンソースのプログラミング言語
廣瀬研究室ではこんなことを学んでいます!
興味があることであれば、どのようなことでも研究テーマにすることができます。過去には「野球の配球パターンの解析」や「ゲームの最強キャラの推定」など、自分の趣味に関連する研究を行ったゼミ生もいました。また、廣瀬研究室では、研究に必要となる基礎知識を重要視しています。3年次と4年次前期でしっかりと統計学の基礎を学ぶことで、その後の研究をスムーズに進めることができます。

アピールポイント
統計学やプログラミングに関する知識だけではなく、「論理的思考」を育てることができる点が廣瀬研究室の魅力です。統計学に関する教科書の内容を発表していく中で、論理的に説明ができていなければ先生が指摘してくださるので、自然と論理的思考力が身に付いていきます。また、おのおののペースに合わせて研究を進めることができるので就職活動などで忙しい間は少しペースを落とすなど、スケジュールを柔軟に動かすことができる点も魅力の一つです。

研究室の雰囲気
めりはりのある研究室です。授業中や研究をしている時は一人ひとりが集中して取り組んでいますが、授業後は趣味の話などで盛り上がっています。また、時には研究室に集まって雑談をしつつ、研究についての意見交換を行うなど、とても和やかな雰囲気で活動することができます。

先生の紹介
廣瀬善大先生
ゼミ生一人ひとりを気にかけてくださる先生です。研究テーマの相談の際には、私の興味に合わせて解析方法やデータの見つけ方などを丁寧に教えてくださいました。
私はこんな理由で研究室を選びました!
世の中にたくさんあるデータが、どのように活用され、何を知ることができるのかに興味があったからです。また、近年、データサイエンスが注目されているので、今後社会人として働く時にも、研究を通じて得られた知識や経験が役に立つと感じたため、廣瀬研究室を選びました。
廣瀬研究室あれこれ
人数
20人(3年次:9人、4年次:7人、大学院生:4人)
紹介者(写真左)と廣瀬先生
私の研究テーマ
「データ分析にもとづく自治体の分類・評価」
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