
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は法学部の早川さんが、シェアマン,スザンネゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
映画全般について研究するゼミです。春学期は、黒澤明監督の「七人の侍」という映画のさまざまな場面を多角的に考察することで、映画学について学びました。その後、実際に映画製作を行いました。映画製作では、監督や脚本などの役割を決め、ゼミ生が主体となり撮影を進めました。秋学期は、春学期に学んだ実際の映画の撮影方法を通して、ハリウッド映画、ヨーロッパ映画、日本映画など、多種多様な映画の分析や研究を行います。
シェアマンゼミではこんなことを学んでいます!
映画の場面や登場人物ごとの感想や考察をグループで話し合い、その映画に対する理解を深めます。また、監督ごとのこだわりや映画の背景について、関連する知識や情報を先生に解説していただくことで、実際に自分たちが映画撮影をする際に、見せたい部分や照明などの背景にもこだわりを持って製作に取り組むことができます。
アピールポイント
二つあります。一つ目は、映画製作の楽しさを味わえることです。自分たちで一から脚本を作成し、機材や小道具を用意し、そして自分たちで実際に演じることができる点が魅力です。二つ目は、映画をより多角的な視点を持って見られるようになることです。地域や時代ごとの映画の特色を知り、実際に自ら分析・研究し、どのように映画が構成されているかを理解することで、映画をより楽しめるようになる点が魅力です。
ゼミの雰囲気
和気あいあいという雰囲気がありながらも、映画撮影などの目的や研究には真摯に取り組む姿勢が見られます。ゼミ生同士の仲が良く、キャンパス付近で一緒に食事をしたり、ゼミ合宿ではみんなで街の散策をしたりと、普段から仲が良いのが特長です。この仲の良さが、映画撮影や研究の際の連携にも通じており、それぞれが分担した役割を果たし、目標に向けた活動を行うことができています。

先生の紹介
シェアマン,スザンネ先生
とても気さくで話しやすく、いつも親身になって私たちに対応してくださいます。主に日本の新派映画(※)について研究されており、春学期には黒澤明監督の作品を丁寧に説明してくださいました。
※新派映画:新派とは、旧派(歌舞伎)に対する新たな演劇として明治時代に興り、大正から昭和にかけて隆盛した「新派劇」のことで、新派映画は、ここから題材を得て製作された現代劇の映画を指す
私はこんな理由でゼミを選びました!
理由は二つあります。一つ目は、映画学について元々興味があったからです。幼い頃にディズニー映画を見た時から、映画への興味を抱いていました。二つ目は、映画の中で実際に登場人物を演じることに興味があったからです。同じ俳優が主演の複数の映画を見た際に、その俳優が、ある時はヒーロー、またある時は悪役を演じている姿に感銘を受けて、実際に自分もさまざまな役を演じてみたいと思いました。
シェアマンゼミあれこれ
人数
3年次:18人(2023年度)
OB・OGの主な進路
弁護士、広告代理店、映画会社、大手企業など
左から:ゼミ長の堀口さん、シェアマン先生、ゼミ長・執筆者の早川さん
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