
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の金子さんが、溝辺泰雄ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
溝辺ゼミでは、「地域研究:旅と音楽、カフェ文化から世界を知る」をテーマに、文献調査と実践活動を通して、世界と日本の文化理解を深めることを目指しています。
3年次は、世界各地の事例調査やフィールドワークを通して「しあわせ (happiness)」を研究する「Happiness Studies」を行い、4年次は、取材から記事作成、編集まで全て自分たちで行い、雑誌『TWENDE』を制作しています。また、学年の垣根を越えて行う「部活動」では、6つの分野から興味のある分野を選択し、各ゼミ生の「好き」を深く探究しています。

溝辺ゼミではこんなことを学んでいます!
「自分の好き」を追究できる部活動では、食・音楽・喫茶・被服・日本酒・デザインの6つの分野をもとに、4~6人程度のグループに分かれ、各グループでテーマを定めて探究しています。
例えば、「食」の中でもフードロスの研究や食育、食器に関する研究など、かなり細かくテーマを落とし込み活動しています。文書による研究にとどまらず、野菜の皮まで無駄にしない調理会を実施し、その成果をゼミ全体に発表したり、SNSで学外へも発信したりしています。


アピールポイント
同じ分野に関心を持つゼミ生でグループを組み、探究していくため、アイデアの掛け算が生まれ、「新しい価値観」に出会うことができます。また、活動内容をゼミ全体に向けて発表する機会が多く、「資料作成力」や「分かりやすく伝える力」を養えます。さらに、溝辺ゼミでは、InstagramをはじめYouTube、noteなどのSNSを全てゼミ生が運用しており、見る人を引きつける記事の書き方や画像編集スキルを身に付けることができる点も魅力の一つです!

ゼミの雰囲気
国際日本学部最大規模の溝辺ゼミは、3、4年次総勢54人が一つの教室に集まり、和気あいあいと活動を行なっています。個性豊かなゼミ生の共通点は、「心優しさ」です。グループワークでは、互いの意見を尊重し合いながら、価値観を交換し、自らの視野をどんどん広げています。また、溝辺ゼミで定期的に開催している「企画Day」では、調理会やクイズ大会を行い、学年を越えて親睦を深め、結束力を高めています!共通の趣味を持つゼミ生も多く、ゼミ外での交流も活発です。

先生の紹介
溝辺泰雄先生
溝辺先生は、「自分の好き」を追究するゼミ生たちを親身になってサポートしてくださいます。相手をおもんぱかる言葉の伝え方と的確なアドバイス、音楽や喫茶にとどまらない知識の豊富さに、ゼミ生一同、尊敬の念を抱いています。
私はこんな理由でゼミを選びました!
理由は大きく二つあります。一つ目は、「世界のなかのアフリカ」という講義を通じて溝辺先生に出会い、「諸外国の文化への偏見を見直し、自ら情報を集め考える」という大切な価値観に気付かされ、「先生の下で探究して、視野をより広げたい!」と考えたからです。二つ目は、ゼミの研究テーマから、「幸福研究」について「喫茶(カフェ)文化」「音楽」「旅」といった私が関心を抱く分野と絡めて活動できる点に興味を抱き、自分の経験と掛け合わせながら学びを深めたいと感じたからです。
溝辺ゼミあれこれ
人数
4年次:21人、3年次:32人(うち6名は現在留学中)
OB・OGの主な進路
音楽業界、コンサルティング業界、通信業界、観光業界、メーカーなど
研究室の秘密道具・グッズ
溝辺先生ご愛用のコーヒーミル、コーヒードリッパー、エスプレッソマシンなど
今後のイベント
2023年11月18日(土)に開催される、国際日本学部の研究発表イベント「GJS DAY」にて、溝辺ゼミは「教室展示」や「ホール発表」の他、「コーヒーの販売および体験会」を実施します。ぜひ、中野キャンパスにお越しください!
紹介者(写真左)と溝辺先生
私の研究テーマ
「『喫茶文化』による異文化理解」
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