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ようこそ研究室へ
2024.04.22

舞台芸術論を基にさまざまな領域を探究|国際日本学部・萩原健ゼミ

国際日本学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の新村さんが、萩原健ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

舞台芸術論をベースにしたゼミです。舞台芸術およびパフォーマンスに関することであれば、自分の興味があることを何でも研究対象にすることができます。各自が好きなことを研究テーマに設定して文献を集め、調べたことや考えを論文としてまとめます。週に1回の授業で、読んだ本を紹介したり論文の構成案を発表したりして、他のゼミ生と意見交換をします。

萩原ゼミではこんなことを学んでいます!

春学期は文献集めをし、引用文として使うことができそうな文を集めていきます。そして、抽象的だった自身の関心の対象を絞り、秋学期にはこれをテーマに論文を書き上げます。2年間在籍の場合、1年目の論文を2年目で深化させます。

今年度のゼミ生6人の研究テーマを挙げると、「歌舞伎の女形」「芸術としてのゲーム」「韓国の伝統舞踊」「恋愛映画のリアリティー」「野球の観客」「ベートーヴェンの『交響曲第9番』」とさまざまです。毎週の授業は、ゼミ生がそれぞれ読んだ文献や論文の進捗などをローテーションで発表し、みんなで意見を出し合う形で行われています。

ゼミの様子

アピールポイント

萩原ゼミの最大のアピールポイントは、自分の好きなことを研究テーマにできることです。パフォーマンスに関することであれば、学問分野にとらわれず好きなことを思う存分探究することができます。ゼミで扱うことができる分野が広いため、自分の興味とは違う領域を研究テーマにしている他のゼミ生の発表から、新しく得られる知見もあります。

ゼミの雰囲気

それぞれが好きなことを研究テーマにしているので、みんな生き生きとしています。また、思ったことを自由に発言できる空気があり、学年に関係なく意見を出し合うことができます。少人数なので一人ひとりと関わることができ、毎週楽しく活動しています。

ゼミでの一枚

先生の紹介

萩原健先生

萩原健先生は、日本とドイツを中心に、20世紀以降のパフォーミング・アーツ(舞台芸術)について研究されています。現代の日本とドイツの舞台芸術の作られ方にお詳しいです。ゼミでは優しく学生の意見に耳を傾けてくださいます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

クラシック音楽、特にオーケストラに興味があったことが一番の理由です。これまで続けてきたピアノの影響でクラシック音楽に興味がありましたが、本格的に勉強したことがなかったので、その魅力の源を知りたいと考えました。また、ドイツ語を話すことができるようになりたいとも考えていたため、日本とドイツの舞台芸術を研究テーマにされている萩原先生のゼミを選びました。

萩原ゼミあれこれ

人数

4年次:4人、3年次:2人(2023年度)

OB・OGの主な進路

劇団四季、指揮者、人材派遣会社、商社、住宅設備機器製造会社、大学職員、大学院進学など

ゼミの情報を紹介してくれた方新村百華さん(国際日本学部4年・淑徳与野高等学校卒)

紹介者(写真右)と萩原先生

私の研究テーマ
「クラシック音楽の魅力はどこから生まれるのか」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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