
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は政治経済学部の森さんが、原ひろみゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
原ゼミの研究テーマは労働経済学です。労働経済学は応用ミクロ経済学の一分野で、「働く」ということについて経済学の視点で捉える学問です。日本や諸外国の労働市場が主な研究テーマではありますが、その周辺分野である家族やジェンダー、教育なども学んでいます。これらのテーマについて、「R」という統計ソフトを使用してデータ分析をすることが、原ゼミの特徴です。
原ゼミではこんなことを学んでいます!
男女の賃金格差やテレワーク、長時間労働などについて、皆さんもニュースで見かけることが多いのではないでしょうか。原ゼミでは、このような「働く」ことに関連したテーマを論理的に考えた上で、実際にデータを使用して分析を行います。3年次には、共同論文を5~6人のグループで執筆します。2023年度のテーマは「ファミリーフレンドリー度の高い企業では本当に男性は育児休暇を取得しやすいのか」と「人的資本投資を行っている企業にはどのような傾向があるのか」でした。

アピールポイント
身近な労働に関する問題を扱うため、興味を持って学ぶことができます。また、社会に出てからも役立つデータ分析のスキルと論理的に考える力も身に付けることができます。データ分析については知識ゼロからのスタートの人がほとんどですが、先生や先輩の力をお借りしながらみんなで協力して一から学ぶことができるので、安心です。難しいこともありますが、自己成長を実感できること間違いなしです!
2022年度に設立したばかりのゼミナールなので、挑戦したいことを実現しやすい点もお勧めのポイントです。

ゼミの雰囲気
アットホームで居心地の良い雰囲気です。私たち2期生の代は穏やかで面倒見の良い人が多いです。勉強をするときは真面目に、遊ぶ時は思い切り楽しむという、めりはりもしっかりあるので、勉強も遊びも両方頑張りたいという方にぴったりです。1期生と2期生の仲も良く、合宿や親睦会、打ち上げを一緒にしました。2023年の夏合宿は千葉県に行き、勉強はもちろんバーベキューやフットサルも楽しみました!

先生の紹介
原ひろみ先生
原先生は、主に日本の労働市場についてデータ分析を用いて研究されています。先生の下で学ぶことで、労働市場への見識を深めることができるだけでなく、データ分析の手法についても学ぶことができます。また、先生の温かいお人柄からゼミを選んだゼミ生も多く、心から尊敬できる先生です。
私はこんな理由でゼミを選びました!
私が原ゼミを選んだ理由は二つあります。まず一つ目は、労働経済学に興味があったからです。特に母が専業主婦であり、仕事と家庭の両立の難しさについて話していたことから、女性が働き続けられる環境に関心がありました。二つ目は、原ゼミの個別ガイダンスに行った際に、原先生と先輩方の雰囲気とお人柄に魅力を感じたからです。興味がある分野かつ自分に合った環境で2年間研究を続けたいと考え、原ゼミを選びました。

原ゼミあれこれ
人数
3年次:11人、4年次:9人(2023年度)
OB・OGの主な進路
メーカー、不動産、損保、IT関連、専門商社など進路は多岐にわたります。
紹介者(写真右)と原先生
私の研究テーマ
「働き方改革が長時間労働是正に効果があり、かつ働き方改革が女性の働き方に影響を与えたか」
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