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2024.07.08

日本経済を元気にするには?ディベートを軸に学ぶ|政治経済学部・武田巧ゼミ

政治経済学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は政治経済学部の常木さんが、武田巧ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

武田ゼミの研究テーマは「日本経済を元気にする方法」です。この研究テーマについて、プレゼンテーション、ディベート、ディスカッション、レポート作成を通して学んでいます。扱う分野は「財政」「金融」「環境」「雇用」と幅広く、国内外経済が直面している問題について考察しています。発表の機会が多いため、経済学に関する知識だけでなく、ゼミ活動を通じて「人前で話す力」や「論理的思考力」など社会に出てからも役立つ力を養うことができます。

武田ゼミではこんなことを学んでいます!

武田ゼミの活動の軸は、年に6回開催されるディベートです。2人または3人のチームに分かれて、各論題に対し賛成・反対の双方の立場を担います。プレゼンテーション、ディベート、ディスカッション、レポート作成の順で授業は進み、各論題への理解を深めることができます。

武田ゼミで身に付く力は主に三つあります。

一つ目は、経済学に関する知識です。武田ゼミでは、ディベートの他にも日本経済新聞やWall Street Journalの要約・発表を行っているため、経済について広く、深く、理解を深めることができます。

二つ目は、英語力です。武田ゼミでは卒業時にTOEIC 800点の取得を目標としています。ゼミ生の約半分は留学経験があり、ディベートを英語で行うこともあります。

三つ目は、ビジネススキルです。ゼミ活動を通して、信頼性の高い資料を見つけ出すリサーチ力や資料作成能力、論理的思考力、ビジネスメールのマナーなどのスキルを磨くことができます。

ディベートの活動風景

アピールポイント

武田ゼミの魅力は、横のつながりだけでなく、縦のつながりが強いことです。

先日、100人規模のOB・OG会が開催され、武田ゼミ1期から22期の全てのゼミ生が集いました。就職活動についての話はもちろんのこと、さまざまな業界で活躍されている優秀な先輩方とお話できる貴重な機会になりました。

また、定期的に「アペリティフセミナー」という、ゼミのOB・OGを招いてお仕事や就職活動のお話を伺う機会を、武田先生がセッティングしてくださいます。今年は、外資系コンサルティングファームや政府系金融機関で活躍されているOB・OGの方にお話しいただきました。

同期や直属の先輩・後輩だけでなく、OB・OGの方々とも関わることができる点が、武田ゼミの強みです。

ゼミの雰囲気

武田ゼミには、多趣味な人や、ある特定の事柄に熱中している人、アウトドアな人、ゆっくりすることが好きな人など、本当にさまざまなゼミ生がいます。ただ、ゼミ生みんなに共通して言えることは、「目標に対して本気で取り組んでいる」ということです。それぞれの目標に対して切磋琢磨しているメンバーの姿勢に、いつも刺激を受けています。武田ゼミでの活動は非常に楽しく、日々達成感を感じています!

夏合宿での一枚

先生の紹介

武田巧先生

ゼミ生一人ひとりにしっかりと寄り添ってくださる先生です。私は1年次に武田先生の「マクロ経済学」「ミクロ経済学」を履修していたのですが、当時は、近寄り難い先生なのではないかという印象を持っていました。しかし、実際ゼミに入室してみると、以前まで抱いていた印象とは異なり、とても優しく接してくださる先生でした。

優しいと言っても、緩いわけではありません。ゼミ生に求めるレベルは高く、その分、懇切丁寧な指導をしてくださいます。ゼミ生みんなからとても尊敬されている先生です。

私はこんな理由でゼミを選びました!

私が武田ゼミを選んだ理由は二つあります。

一つ目は、経済学について多角的な視点から勉強したかったからです。一つの分野について、徹底的に研究することも大切ですが、私は中学・高校時代に所属していたサッカー部でさまざまなポジションを担った経験から、物事を俯瞰的に見ることの重要さを学び、これは学問にも応用できるのではないかと考えました。

二つ目は、ディベートに興味を持ったからです。インプットした知識を自ら言語化し、アウトプットさせる機会を設けることによって、より一層、経済学への理解を深めることができると考えました。また、アルバイトで集団塾の講師をしていることもあり、人前で話すスキルをさらにブラッシュアップしたいと考えました。

政治経済学部ゼミナール発表会後の一枚

武田ゼミあれこれ

人数

27人(2年次:11人、3年次:9人、4年次:7人)(2023年度)

OB・OGの主な進路

三井物産株式会社、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、KPMGコンサルティング株式会社、アクセンチュア株式会社、株式会社クニエ、アビームコンサルティング株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、農林中央金庫・株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、第一生命保険株式会社、損保ジャパン株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、ソフトバンク株式会社、パナソニック ホールディングス株式会社、楽天グループ株式会社、キリンホールディングス株式会社、日本航空株式会社、株式会社商船三井など

ゼミの情報を紹介してくれた方常木大輔さん(政治経済学部4年・私立東邦大学付属東邦高等学校卒)

紹介者(写真左)と武田先生

私の研究テーマ
「DXによる日本経済の活性化」(予定)

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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