
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は総合数理学部の鈴木さんが、櫻井義尚研究室を紹介してくれます!
研究室概要紹介
櫻井研究室(機械学習システム研究室)では、人の意志決定をデータに基づいて分析・サポートする機械学習システム全般に関する研究をしています。例えば、レコメンダーシステム、感性検索システム、マーケティング調査サポートシステム、スケジューリングサポートシステムなどです。

櫻井研究室ではこんなことを学んでいます!
SNS・メディアと金融を中心分野に、さまざまな対象に対して分析を行う研究をしています。例えば、値動きだけでなくSNSを分析することにより株価を予測したり、SNSから意見を自動収集することでインターネット上のサービスを評価したりする手法について学んでいます。
3年次春学期は、Python(※1)による機械学習の勉強を行っており、専門知識の学習がメインです。ここで得た知識を用いて、夏にはゼミ生でハッカソン(※2)に挑戦します。秋学期は、研究チームに配属され、それぞれが興味のある分野を学び、研究テーマを決めていきます。
※1 Python(パイソン):汎用性が高く、Webアプリケーションや人工知能(AI)の開発も可能なプログラミング言語
※2 ハッカソン:プログラマーなどソフトウエア関連の技術者が集まり、開発技術やアイデアを競い合うイベント

アピールポイント
櫻井研究室ではメンター制度を導入しており、研究チームの先輩がメンターとなり、研究などについていつでも相談することができます。また、ハッカソン大会や総会、バーベキューなどのイベントでゼミの仲間と交流する機会が多くあります。このような、サポート体制がある点や縦と横のつながりを持つことができる点が、この研究室の魅力です!

研究室の雰囲気
明るく活気のある雰囲気です。週1回のゼミでは、提示された課題に対して、事前に資料を作成してプレゼンテーションをしたり、みんなで真剣に話し合ってまとめたりしています。ゼミの前後は、研究室で雑談をしたりトランプで遊んだりして、和気あいあいと過ごしています。勉強する時と遊ぶ時のめりはりがしっかりしている人が多いので、楽しみながら、集中して研究に打ち込むことができます。

先生の紹介
櫻井義尚先生
プログラミングをはじめとした情報系の知識とビジネスに関わる知識に精通されている先生です。相談したいことがあれば、気軽に面談の時間を設けてくださいます。また、授業や進路相談では、的確なフィードバックをいただくことができます。また、家族思いの先生で、よくご家族のお話を聞かせてくださったり、写真を見せてくださったりします。
私はこんな理由で研究室を選びました!
一番の理由は、「ビジネスに直結した研究」ができるためです。私は研究室を選ぶ時に、将来就きたい仕事がまだ決まっていませんでした。櫻井研究室では、企業との共同研究やデータ提供により、リアルなデータを用いたビジネスに直結した研究をすることができます。そのため、企業の方との対話を通じてビジネス感覚を養うことができ、また、就職活動の際に企業で働くイメージが鮮明になると考え、この研究室に決めました。
櫻井研究室あれこれ
人数
26人(3年次:9人、4年次:8人、修士1年次:4人、修士2年次:5人)(2023年度)
OB・OGの主な進路
LINEヤフー株式会社、日本マイクロソフト株式会社、アクセンチュア株式会社、ソニー株式会社、株式会社日立製作所、ソフトバンク株式会社、グリー株式会社、株式会社三菱総合研究所、株式会社野村総合研究所、SCSK株式会社、フューチャー株式会社、中部電力株式会社、株式会社リクルート、株式会社オリエンタルランドなど
研究室の秘密道具・グッズ
現在、人工知能の世界では、ChatGPTに代表されるようにモデルの大規模化が進んでおり、研究には強力なコンピューティング・パワーが欠かせません。研究室には1台、数百万円もするGPUサーバーが複数台並び、忙しそうに動いています!

紹介者(写真右)と櫻井先生
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