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ようこそ研究室へ
2024.09.02

地域経済について理論とフィールドワークの両面から学ぶ|商学部・水野勝之ゼミ

商学部教員学生ゼミ・研究室SDGs

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は商学部の吉田さんが、水野勝之ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ生集合写真

ゼミ概要紹介

水野ゼミでは地域経済学を学んでいます。地域経済の活性化について理論を学習するだけでなく、フィールドワークを通じて実践的な活動も行います。また、現地で得た学びなど、活動報告の発表を積極的に行います。昨年度は、林野庁北海道森林管理局主催の北の国・森林づくり技術交流発表会や韓国経済教育学会でプレゼンテーションを行いました。北の国・森林づくり技術交流発表会においては、奨励賞を2年連続で受賞しました。

水野ゼミではこんなことを学んでいます!

ゼミ生は班に分かれて、研究を進めています。私たちの代は、「北海道班」「韓国班」「浦安班」の3つに分かれて活動をしています。北海道班は、北海道の森林資源に焦点を当て、経済学の視点から新たな森林資源の有効活用法を検討しています。韓国班は、韓国の大学生と共に新しい経済学の教科書の作成を行っています。浦安班は、金魚すくい産業を活性化させるとともに、金魚すくいを活用した福島の復興事業にも協力しています。

浦安班が浦安のお祭りに金魚すくいのお店を出店した時の様子浦安班が浦安のお祭りに金魚すくいのお店を出店した時の様子

アピールポイント

私たちは実際に現地に足を運び、自分たちの目で確かめることを大切にしています。一例を挙げると北海道班は、木炭製造を行う企業を訪問し、炭焼き体験をしました。韓国班は、週末を利用して韓国に行き、現地の大学生との交流と学会報告を行いました。浦安班は、地元のお祭りに参加するために会議の段階から参加し、企画・提案・出店までを行いました。

最近はインターネットで簡単に情報を得ることができますが、実際に現地に足を運び、身を持って体験することで得られる気付きが大切だと感じています。

北海道班が炭焼き体験をした時の様子北海道班が炭焼き体験をした時の様子

ゼミの雰囲気

毎回のゼミでは、班ごとに企画や行動計画、成果の報告を行っています。話し合いをする中で、さまざまな意見が活発に飛び交います。班ごとに取り組んでいる内容が全く異なるからこそ、他の班の話を聞くことはお互いに刺激となり、新しい視点の発見につながります。水野先生の明るい性格のおかげで意見を出しやすく、面白い提案が出た際には、ゼミ生みんなが笑顔になります!

韓国班が釜山教育大学との交流でソウルに行った時の一枚韓国班が釜山教育大学との交流でソウルに行った時の一枚

先生の紹介

水野勝之先生

水野先生のアイデアは予想外の視点から考えられるものが多く、最初のうちは難しいと感じることもありますが、水野先生と話をしていく中でアイデアの筋道が立っていきます。私たちの挑戦したい気持ちをくみ取って、丁寧にサポートしてくださる先生です!

私はこんな理由でゼミを選びました!

私は地方創生や地域活性化の分野に興味があったため、水野ゼミを選びました。1年次に履修した経済学を水野先生が担当されており、授業の中で扱われた先生の著書『ソフト経済小説で読む超高齢化社会ー21世紀ネバーランド政策―』がとても面白かったことも、水野ゼミに興味を持ったきっかけの一つです。座学だけでなく、現地に足を運び実際に行動を起こせることにも魅力に感じました。

水野ゼミあれこれ

人数

2年次:15人、3年次:15人、4年次:5人

ゼミの情報を紹介してくれた方吉田凜子さん(商学部3年・九州学院高等学校卒)

紹介者(写真右)と水野先生 紹介者(写真右)と水野先生

私の研究テーマ
「森林資源の魅力を都会で発信する取り組み」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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