
- 出身国:韓国
- 留学期間:2019年4月~2023年9月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
日本への留学を決めたきっかけは、「もっと広い世界を経験し、もっと自分について知ることで、考える力を持った大人に成長したい」と考えたからです。明治大学を選んだ理由は、「『個』を強くする大学」という明治大学の理念が、私が目指す方向性とマッチしたからです。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:明治大学グローバル・ヴィレッジ(MGV)
理由:私が入学した2019年に明治大学グローバル・ヴィレッジ(MGV)がオープンし、入寮することができました。さまざまな国の留学生や日本人学生と一緒に生活しながら楽しい1年間を過ごしましたが、2020年度からはコロナ禍の影響により、新しい留学生には出会うことができませんでした。しかし、緊急事態宣言やさまざまな危機的状況の中で、楽しい経験も多くの紆余曲折も経験したので、私にとっては忘れられない思い出がある大切な場所です。


好きな授業を教えてください。
授業名:ファッション・ビジネス論
担当教員名:東野香代子先生
理由:東野先生のファッション・ビジネス論の授業を通じて、専門的なファッションの用語や知識を得ることができました。おかげで、パリコレや世界のファッションについてさらに興味を持つようになりました。この授業を受けていなかったら、ファッションを勉強しにパリへ行く今の私はいなかったと思います。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
日本に来て驚いたことの一つは、公共交通機関を利用した際、乗り換え時に割引がないことです。韓国の公共交通機関は、1時間以内の乗り換えであれば割引が適用されて追加運賃を払う必要がないので、日本で乗り換えの割引が適用されないことに驚きました。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
韓国の学生生活は、何より「勉強が全て」という考えが強いです。しかし、日本の場合は、勉強だけでなくサークルなどの課外活動も大切にしているため、学生時代の思い出もたくさんでき、充実した学生生活を送ることができて良かったです。

大変なところ
日本の大学では早ければ3年次の秋学期、遅くとも4年次の春学期から就職活動を開始しますが、この点で負担を感じました。この時期は、まだどのような仕事をすれば良いか、どのような仕事がしたいか分からない状態の人も多いと思います。しかし、他のみんなが就職活動をするという周りの雰囲気に流され、「卒業前に自分の行きたい道を探さなければならない」「新卒を逃す前に就職活動を終わらせなければならない」というプレッシャーがあるところが、大変だと思います。
PARK JIYUNさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
大学間協定留学においてスペインに留学したことで、将来の夢は大きく変わりました。現在、パリのファッションスクールへの進学を控えており、将来はファッションブランドのクリエーティブディレクターになることを夢見ています。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
韓国は、都心からも山が見えるのが特徴の一つです。 私の故郷であるソウルは、都心の中の都心ですが、数多くの山がセンター街近くにあって、四季によって変わるその風景が本当に美しいです。

明大生へのメッセージをお願いします。
明治大学はグローバルな個を作っていくのに多様な機会があるところです。外国人留学生と日本人学生が一緒に生活する明治大学グローバル・ヴィレッジ、多様な学部間・大学間協定留学、そしてゼミを通じても、直接・間接的にグローバルな環境に恵まれており、それに伴う制度的・財政的支援も用意されています。私もそのおかげでより広い世界に向けて挑戦し、多くの経験ができています。皆さんも、さまざまなことに挑戦して自分の世界を広げてください!
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