
体育会射撃部の野畑美咲選手(商学部)はパリ2024オリンピック射撃日本代表として混合10mエアライフル団体と女子10mエアライフル個人に出場した。
混合10mエアライフル団体は男女ペアで行われる競技で、10m先にある、中心の10点圏が直径わずか0.5mmの標的に、各選手が30発を撃ち、計60発の合計点数を競う(最大654点=10.9点×60発)。野畑選手は岡田直也選手(ALSOK)とのペアで出場。7月27日に行われた予選では野畑選手が311.7点、岡田選手が311.9点の計623.6点で28チーム中25位となり、決勝進出には至らなかった。
女子10mエアライフル個人は同様のルールで60発の合計点数を競う個人競技。7月28日に行われた予選では629.9点で、参加者43人中12位となり、8位までが出場できる決勝への進出を惜しくも逃した。
悔しい結果となったが、野畑選手は次のようにコメントを寄せ、ロサンゼルス2028オリンピックに向けさらなる飛躍を誓った。

野畑選手のコメント
今回、MIX(混合10mエアライフル団体)は緊張でトリガーを引くのが遅れ、浅い点数が続きました。また、当日は気温が高かったことからコートが柔らかくなり、理想的な姿勢を保てませんでした。その不安を持ったまま翌日の60発に挑み、初めはトリガーを引くのが遅れ10.4点など浅い点数が続きました。
しかし、キム・ウーヨン コーチのアドバイスで思い切ってトリガーを引くことができるようになり、最後は得点が上がっていきました。もう少し早く本来の自分の力を出せていれば、決勝にも行けたと思います。
悔しい結果にはなりましたが、この悔しさを糧に4年後のオリンピックに向けて頑張ってまいります。応援ありがとうございました。
