2021.02.19

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に就職内定!商学部 小林直樹さん│明治大学


就職活動体験を紹介してくれた方小林直樹さん(商学部4年)


就職内定先 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

内定先を選んだ理由を教えてください。

日本の素晴らしい技術力を通して、日本の発展に貢献できると思ったから

大学3年次に、日中両国政府による共同事業である「日本・中国青年親善交流事業」に参加し、日本代表として中国を訪問しました。その際、日本の国際競争力の低下を強く感じ、日本のイノベーションの創出、最先端技術の開発に携わりたいと思うようになりました。

NEDOは、経済産業省の外部機関としてさまざまな企業や大学と連携し、技術開発支援を通して、人類・地球社会の未来のために働けることに強く魅力を感じました。(NEDOは自らが研究をするのではなく、研究者・企業を金銭面から支援する法人なので、就職するにあたっては文系の方でも全く問題ありません。)

多様な人材がいる職場だから

大学生の間に、ボランティア活動などで年代や考え方の異なる人々と交流し、日々学びと刺激のある環境にいることに心地よさを感じていました。NEDOは、文系出身・理系出身問わず同じ環境で業務に携わることができます。さらに、官庁や民間企業の出向者も多く(約40%)、さまざまな考えの人々と一緒になって働くことができる組織であることに魅力を感じました。

どんな大学生活を送っていましたか?

大学や国のプログラムに積極的に参加して、視野を広げてきました。

内閣府「日本・中国青年親善交流事業」に参加

海外から見た日本の現状を理解することや、年代・立場の異なる人と意見をまとめていく力などを学びました。

明治大学の地域連携 学生派遣プログラム「創立者のふるさと活動隊」に参加

都市部と地方の違いや、日本の技術力の高さを学びました。

ITに関する基礎知識を問う国家試験である「ITパスポート」受験

夏休みに明治大学で開催される「ITパスポート合格対策講座」を有効に活用しながら、ITの知識をつけていきました。※2020年度はオンラインにて開催されました。

これ以外にも、「資格中国語」の授業を受けるなど、既存の制度や仕組みを最大限に生かしながら、知識・経験を積んでいきました。

就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?

大学3年生の4月ごろから始めました。大学が実施する就職支援イベントに積極的に参加して、周りの明大生に刺激を受けながら就職活動を進めてきました。 また、緊急事態宣言中は、友人とZoomでオンライン面接練習をしていました。

就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。

メールの自動振り分け機能

就職活動時は選考企業からさまざまなメールが届くため、大切なメールがどこにあるか分からなくなってしまうことがあります。業界ごとにメールの自動振り分け設定をしておくと、すぐに見つけることができます。

「Evernote」 (アプリ)

ファイルや画像を同時に保存できるアプリです。ファイル横断型の検索機能があるため、いつでもすぐに資料を見つけることができます。

ホワイトボード

オンラインで動画(録画)選考の際、自分が伝えたいキーワードをホワイトボードに記載して、相手により伝わりやすいようにしていました。

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。

大学の友人との積極的な情報交換

ゼミやクラスの友人に自ら声をかけ、お互いの就職活動の状況について話すことで、刺激を受けることができました。今振り返ってみると、周りの友人から学ぶことは非常に多かったです。

他己分析

Googleフォームのアンケート機能を利用して、約25人の友人や先生に他己分析をお願いしました。また、数人ではなく多くの人に聞くことで、より多面的かつ客観的に自らの強みや弱みを知ることができ、自己分析を深めることができました。 ぜひおすすめします。

「やっておけば良かったこと」はありますか?

特にありませんが、もう少し幅広く業界を見ても良かったのかもしれません。早い段階から志望業界を公的機関に絞っていたので、少し視野が狭まってしまったのではないかと思います。新卒の就職活動は、さまざまな企業を知り、世の中の流れを知る絶好の機会だと思います。これから就職活動をする人は、ぜひたくさんの企業を見て、自分の望む進路を決めていただければと思います。

これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス

就職活動はほとんどの人にとって初めての経験です。始めは何をすれば良いかわからないのは当たり前です。そんなときは、毎年就職活動生を何人も見てきた就職キャリア支援センターの方や、ゼミの先生などに相談することが最も有効な手段だと思います。コロナ禍での就職活動は大変だと思いますが、ぜひ一人で抱え込まず、周りの友人や先輩、両親などに積極的に相談をしましょう。

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