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2024.07.18

自転車部 第64回全日本学生選手権トラック自転車競技大会で3種目優勝 スクラッチでは表彰台を独占

自転車部スポーツ
タンデム・スプリントで初優勝した吉田・本田ペア(写真=Itaru Mitsui)

体育会自転車部は、7月6日~7日にTIPSTAR DOME CHIBA(千葉県千葉市)で開催された第64回全日本学生選手権トラック自転車競技大会に出場し、男子タンデム・スプリント、女子3kmインディヴィデュアル・パーシュート、男子スクラッチの3種目で優勝した。

1日目に行われた、2人乗りの自転車で先着順位を競うタンデム・スプリントには、インカレ銅メダルの吉田唯斗選手(政経3)と本田音輝選手(経営2)のペアが出場。予選は250mを13秒019のトップタイムで突破し、決勝まで含め全てのレースをストレート勝ちした。同ペアはこの種目で初優勝。第59回全日本学生選手権トラック自転車競技大会での田川翔琉選手(政経卒)・甲斐俊祐選手(経営卒)ペア以来6年ぶりの栄冠となった。

同日行われた、2人の選手がタイムを競う3kmインディヴィデュアル・パーシュートには、世界大学自転車競技選手権で4位入賞、全日本学生選手権個人タイムトライアルで優勝した渡部春雅選手(政経4)が出場。自己ベストを更新する3分46秒662で優勝を飾った。

インディヴィデュアル・パーシュートで自己ベストを更新し優勝した渡部選手(写真=Itaru Mitsui)

1周250メートルのコースを60周走りゴールの着順で順位を決めるスクラッチは1日目に予選が行われ、片岡遼真選手(法4)、小泉響貴選手(政経3)、小久保瑠惟選手(経営3)、鈴木澪選手(政経2)が出場し、4人ともが上位で通過。2日目に行われた決勝では序盤から明治大学の4人がレースをリード。集団落車によるニュートラル周回(※)もあったが、片岡選手が集団を強力にけん引し、小泉選手が優勝、鈴木選手が2位、粘った片岡選手が3位と表彰台を独占した。

※ ニュートラル周回:レースの安全が確保されるまで、競走が中断され一定の速度で走行を続けること

スクラッチで表彰台を独占。左から鈴木選手、小泉選手、片岡選手(写真=Itaru Mitsui)

各選手のコメント

渡部春雅選手(インディヴィデュアル・パーシュートで優勝)

3kmインディヴィデュアル・パーシュートでの優勝は、最後まで集中し、ベストを2秒更新することができ、自信につながりました。ポイントレースは、2位で満足せず、次はインカレでさらに良いパフォーマンスが出せるように準備していきたいと思います。今回も明治大学のたくさんのサポートがあり、ここで走ることができました。結果で返せるようにまた頑張りたいと思います。

吉田唯斗選手(タンデム・スプリントで優勝)

タンデム・スプリントでは、3年目にして念願の優勝ができました。昨年は野中さん(2024年経営卒)とペアを組み、準優勝という結果で悔しい思いをしたので、今回は特に思い入れの強い大会でした。監督のアドバイスを参考にしながら、先行にこだわり一戦一戦全開で踏み上げました。現地まで応援に来てくれた両親に優勝した姿を見せることができて、とてもうれしく思います。今回の大会では、成長を感じた反面、課題も明確になりました。インカレでは強い自分を見せられるよう、トレーニングを積んでいきます。応援、サポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いいたします!

本田音輝選手(タンデム・スプリントで優勝)

今大会で絶対に優勝するという強い思いで取り組んできました。その力をレースで発揮することができ、優勝することができました。ペアの吉田さんがレース中、「絶対優勝するぞ」「俺たちならいける」と士気を高めてくださり、集中力を切らすことなく1本1本力を出し切ることができました。競技人生で初めての全国優勝だったので、とてもうれしかったです。ここで気を緩めずインカレに挑みたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。

小泉響貴選手(スクラッチで優勝)

応援ありがとうございました!インカレ前哨戦のスクラッチで優勝ができて良かったです。予選からハイペースな展開でしたが、落ち着いて走れたことが今回の勝利につながりました。マディソンでは、最後の最後でパスミスをしてしまい準優勝となりました。詰めが甘かったです。インカレでは絶対優勝します。これからも、応援よろしくお願いします!