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2025.02.18

モルディブ卓球強化選手ら3名が体育会卓球部の練習に参加――二国間のさらなる国際交流を深める場に

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体育会卓球部の練習に参加したモルディブ卓球強化選手たち(写真提供:体育会卓球部)

東京・調布市にある体育会卓球部の練習場で2月2日(日)、モルディブ卓球強化選手のMohamed Shaffan Ismail選手、Akhyar Ahmed Khalid選手、Fathimath Dheema Ali選手の3選手が練習に参加した。体育会卓球部は、2014年からモルディブ卓球強化選手を受け入れており、明大卓球部選手らによる技術指導を通して二国間のさらなる国際交流を深めることを目的としている。3選手はいずれもオリンピック出場を目指すモルディブの卓球強化選手である。

今回の交流では、体育会卓球部の選手たちと実際にラリーや試合を行い、笑顔を交えながら終始和やかな雰囲気で交流が行われた。

Shaffan選手のコメント

明治大学での練習は3回目になります。明治大学は日本の中でも卓球が強い大学として知られているため、トレーニングのレベルは非常に高いと感じました。明治の選手たちと一緒に練習・交流することで、自分に足りないスキルや、ハイレベルな選手になるために必要なことなどがよく分かりました。私の最大の目標は、将来オリンピックに出場することです。
忙しい中、時間を割いて最高のトレーニングをしてくれた高山監督に感謝したいです。そして、このトレーニングを実施するにあたり、協力してくれた全ての皆さんに感謝したいです。

卓球部の選手たちと交流するShaffan選手(写真提供:体育会卓球部)

Akhyar選手のコメント

明治大学での練習は本当に楽しく、どれもすばらしい経験です。明治大学の選手は皆さんレベルが非常に高いので、彼らに追いつくために何をすべきかを学ぶことができました。今回の参加目的は、マッチプレーを改善し、試合における一貫性を向上させることです。私の目標は、ジュニア時代が終わった後も、シニア部門でうまく活躍できる選手になることです。
この機会を提供してくれた高山監督に感謝したいです。また、明治大学卓球部の選手の皆さんにも感謝したいです。

卓球部の選手たちと交流するAkhyar選手(写真提供:体育会卓球部)

Dheema選手のコメント

明治大学でのトレーニングはとても順調で、練習のレベルにとても満足しています。明治の選手たちを見て一緒にプレーするだけで学べることはたくさんあります。私もこの貴重な機会を生かし、卓球のスキルをできるだけ上達させたいです。今の私の最大の目標は、2028年のロサンゼルスオリンピックに出場し、自分がプレーできる最高の卓球をすることです。弱点を全て改善し、さまざまなタイプの選手と対戦する経験を積みたいです。
この機会を与えてくれた高山監督と選手の皆さんに感謝します。

卓球部の選手たちと交流するDheema選手(写真提供:体育会卓球部)

体育会卓球部・高山幸信監督のコメント

明治大学体育会卓球部は、2014年よりモルディブ選手を受け入れ、技術指導と選手の交流を行っています。今回は3名のモルディブ選手を受け入れ、技術の向上を目指し選手間の交流を深めながら卓球に対する姿勢を学び、卓球に対する意識を高め、世界で活躍できる選手になれるよう精進していくことを期待しています。最後に、この国際交流を通じて、部員たちとモルディブ選手たちがそれぞれの卓球界の発展に貢献できる選手に成長することを願っています。

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