
体育会競走部駅伝部門は4月2日、駿河台キャンパス・リバティタワーで新指導体制開始に伴う記者会見を開催した。
これは本学が創立150周年記念事業として「紫紺の襷プロジェクト ~Mの輝きを再び~」を立ち上げ、創立150周年となる2031年度(2032年1月)の箱根駅伝において優勝するための体制が4月1日から開始したことによるもの。記者会見は一般向けのキックオフイベントも兼ねており、メディアに加えて学生や校友、一般の方など約300人が参加した。
記者会見は、上野正雄学長・体育会会長から「新体制のもとで、予選会を突破し、本戦に出場し、優勝を目指すことはこのスタッフ陣であれば必ずやこの夢を実現できると信じています。そのためにも明治大学は競走部を全面的に支援いたします」と力強いあいさつがあった。

次に競走部部長の中川秀一 部長(商学部教授)と園原健弘 監督からプロジェクト発足の経緯の説明があった。
園原監督からはいつも応援していただいているファンの方々に向けたお礼とこれまでの競走部の歩みを踏まえつつ、「箱根駅伝優勝という大きな目標を達成するために選手たち自身が成長し、大学に恩返しをしていってもらいたい。優勝のためにチームが一丸となって取り組んでいきたい」と決意を述べた。

続いて大志田秀次 駅伝監督からチームの育成・指導方針の説明があり、「選手たちには競技と同時にしっかりと学業にも力を入れ、社会に出てからも活躍する人材になってほしい」と述べ、「選手個人の目標や考えが固まり、それが集まることで、最終的にチームが強くなる。個が強くなればチームは強くなるので、個性を大事にしていきたい。」と抱負を語った。

さらに射場雄太朗 長距離コーチ(2017年政治経済学部卒業)から学生時代に競走部の主将として得た経験を生かしながら、「選手たちと比較的年齢が近いため、その立場を上手に生かしながらサポートしていきたい」と述べ、「学生時代に掲げた箱根駅伝優勝に貢献するという目標を、指導者として必ず実現したい」と今後の目標を語った。

その後、室田安寿 主将(情報コミュニケーション学部4年)、堀颯介 副主将(商学部4年)、山本樹 副主将(経営学部4年)、綾一輝 選手(理工学部3年)、大湊柊翔 選手(情報コミュニケーション学部3年)による自己紹介と抱負が述べられた。室田主将は個人目標として箱根駅伝10区での区間賞を掲げつつ、「チームとして箱根駅伝に出場することを第一に頑張りたい。主将としてチームを引っ張っていきたい」と述べた。

質疑応答ののち、終始和やかな雰囲気で記者会見は終了となった。

今後とも体育会競走部への皆さまの温かいご声援とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。