
(写真:東京スポーツ/アフロ)
4月17日(木)~20日(日)に東京体育館(渋谷区)で開催された「ISU 世界フィギュアスケート国別対抗戦 2025」で、体育会スケート部に所属する佐藤駿選手(政治経済学部4年)が、日本の総合順位2位に大きく貢献した。
世界フィギュアスケート国別対抗戦は、国際スケート連盟(ISU)が主催する唯一のフィギュアスケート団体戦として2009年から開催されており、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4種目の総合成績で争う。国別対抗戦に出場できるのは、世界ランキング上位6カ国のみで、この大会がミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック(2026年2月開催予定)前で最後の団体戦となった。
佐藤選手は、17日に行われた男子ショートプログラムでは、38.4度の発熱で体調が万全ではない中、4回転ルッツを見送るなど、構成を落としながらも冒頭の4回転トーループを着氷させて、今の力を出し切り、会心の演技で93.68点で5位につけた。18日に開催されたフリースケーティングでは、冒頭の4回転ルッツをミスなく完璧に決め、3.12点の出来栄え点(GOE)を獲得。続く4回転-3回転の連続トーループも成功し、169.62点をマーク。日本の総合順位2位に大きく貢献した。
今後とも佐藤選手、そして体育会スケート部に温かいご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
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