
体育会卓球部OBの戸上隼輔選手(政治経済学部)が5月29日、同部の児玉圭司名誉総監督と駿河台キャンパスを訪れ、2025年世界卓球選手権ドーハ大会での金メダル獲得を上野正雄学長・柳谷孝理事長に報告した。
同大会は5月17日から25日にカタール・ドーハで行われた。戸上選手は篠塚大登選手とのペアで男子ダブルスに出場し、日本としては64年ぶりの快挙となる同種目での金メダルを獲得した。
懇談の場で戸上選手は、練習の拠点としているドイツでの生活について語った。「卓球の技術だけでなく語学力も磨きたい」と選んだ海外生活。ミュンヘン郊外の卓球に集中できる環境には、各国から世界ランキング上位の選手が集まっている。国際大会はアジアで行われることが多く、10時間を超える移動も珍しくない。過密なスケジュールの中で大会の合間にドイツに戻り、世界トップレベルの選手たちと切磋琢磨し、実力を高めてきた。
この表敬訪問の後、戸上選手は出身の三重県に向かった。一時羽を休め、次はロサンゼルス2028オリンピックに目標を定める。
戸上隼輔選手のコメント
いつも応援ありがとうございます。次の目標は、ロサンゼルス2028オリンピックの金メダルしかないので、そこに向かって精一杯頑張っていきます。これからも、応援よろしくお願いいたします。

※記事中の役職や学年などは、原則として取材時や2025年5月時点のものです