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2025.07.17

2025年度 主将・主務会議を開催|明治大学体育会本部

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明治大学体育会本部は、7月14日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンにおいて、「2025年度 主将・主務会議」を開催した。明治大学体育会本部は体育会46部を横断する学生組織であり、各部の部員によって構成されている。

本会議は、各部の主将・主務が現在の部の状況や活動を振り返り、反省や学びを共有することで、リーダーとしての意識向上とさらなる成長を目指すことを目的に、毎年実施しているもの。また、講演会を通じて、自らを見つめ直す機会を提供する場ともなっている。

講演会では、体育会硬式野球部出身で実業家の柴田章吾氏(2012年文学部卒業)が登壇。柴田氏は愛工大名電高校時代に甲子園で登板し、明治大学に入学。卒業後には育成選手として読売ジャイアンツから3位指名を受けるなど、輝かしい経歴を持つ一方で、難病であるベーチェット病と闘いながら野球を続けた経験を持つ。現在は実業家としてシンガポールを拠点に会社を経営し、アジア圏を中心に野球振興活動を展開している。

講演は「諦めない限り、夢は続く 〜僕が明治大学で得た3つのこと〜」をテーマに実施。柴田氏は、チームメートとの切磋琢磨のほか、体育会学生以外の学生との交流を通じて得た、多様な知識や価値観の重要性について語った。

後輩たちにエールを送る柴田氏

さらに、明治大学で過ごした時間全てがその後の人生につながっていることを振り返り、参加した後輩たちに対して「スポーツで結果を出すだけでなく、貴重な大学生活を存分に満喫してほしい」とメッセージを送った。参加者にとって大いに刺激となり、今後の活動や自身の成長につながる有意義な機会となった。(スポーツ振興事務室)