大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(事務局:株式会社JTB、株式会社三菱総合研究所)が主催し、観光庁、文部科学省、総務省、経済産業省などが後援する「大学生観光まちづくりコンテスト2020」は大学生チームが観光まちづくりプランを競い合うコンテストです。
第10回目となる今回、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が危ぶまれましたが、各方面、関係者の協力のもと、1つのステージのみ開催され、全国の大学から計236チームのプランが提出されました。感染状況の観点から実会場での開催はなくなりましたが、予選を通過した20チームのプレゼンテーション動画にもとづき本選審査が行われました。
持続可能な観光まちづくりステージ/審査員特別賞≪シンクタンク賞≫
プラン名 | 『テレワークと趣味・副業を両立できる南魚沼食農屋敷~趣味から副業、副業から移住へ~』 |
参加メンバー | 歌代ゼミチーム:ゆいまーる(福田康介、笹川明日香、新垣朝之真、宮之内駿介) |
プラン内容
ウィズ/ポストコロナ時代の変化として着目したのは、テレワークの拡大とそれに伴う趣味・副業への関心の高まりです。私たちは、テレワークと趣味・副業を両立できる地域として、都心からアクセスの良い南魚沼市を対象として選定しました。
フィールド調査を通し南魚沼の自然、農と食、地域の人々などさまざまな魅力を感じることができました。それらを踏まえ、提案したのは「テレワークと趣味・副業を両立できる南魚沼食農屋敷」です。
南魚沼食農屋敷は、旧五日町小学校をリノベーションした宿泊所やコワーキングスペース、農園、交流ラウンジを含む複合施設です。この施設を核にテレワーカーが地域の人との交流や趣味・副業を深め、いずれは定住者となっていくことを視野に入れた構想・プランをつくりました。
持続可能な観光まちづくりには、脱一極集中、地産地消が求められますが、本構想はそれに即したものといえます。今回のコンテストは、ウィズ/ポストコロナのことや地域振興のことを考えるきっかけとなりました。フィールド調査でお世話になった南魚沼市のみなさまに、心より感謝申し上げます。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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