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2024.04.10

明大生とめいじろうが川崎フロンターレ「生田“ごっちゃ祭”」で活躍

農学部スポーツ社会連携めいじろう

サッカーJ1リーグチーム・川崎フロンターレによるイベント「生田“ごっちゃ祭”」が3月24日、Anker フロンタウン生田(神奈川県川崎市)で開催され、メインステージ演目と出展ブースに協力した明治大学各団体の学生と大学公式キャラクターのめいじろうが会場を盛り上げた。

このイベントは同チームが川崎市多摩区生田に構える拠点「Anker フロンタウン生田」のグランドオープン1周年を記念して行われたもの。親子で参加できるサッカー教室をはじめ、かるた大会や健康長寿のための測定会など、老若男女が楽しめるさまざまなブースが用意され、参加者は近隣住民を中心に計2,852人にのぼった。

イベントのオープニングセレモニーには、体育同好会連合会チアリーディングチーム・JAGUARSが出演。オープン1周年をお祝いした掛け声に合わせてこの日限定の特別なアクロバットが披露されると、客席からは大きな拍手が沸き起こった。また演目の終盤にはステージ脇で見守っていためいじろうが突如学生に連れられてステージへ。センターポジションで学生らとダンスを踊るというサプライズに歓声が起こった。

めいじろうがサプライズ登場。しかもセンターポジションを獲得
川崎フロンターレのマスコットふろん太とみんなで一枚

出展ブースには、明治大学農学部・竹本田持ゼミナールが参画。ゼミ活動の一環で企業と共同開発した商品「香辛子シロップ」などを販売した。香辛子とは川崎市発祥の野菜でフルーティーな香りが特徴の唐辛子の一種。商品開発や日ごろのゼミの取り組みやについて、購入者と学生で会話が弾む場面も多く見られ、地元ならではの交流が広がった。また、学生のおすすめのシロップを適量の炭酸水で割ってつくる「クラフトコーラ」も振る舞われ、さまざまな体験で汗を流した参加者から好評だった。

商品からブース、小道具まで竹本ゼミの学生が全てを手がけた

イベント冒頭にダンスを披露しためいじろうはその後、ブースに合流し学生と一緒に商品販売を手伝い、購入者や子どもたちにはめいじろうオリジナルグッズがプレゼントされた。時折、子どもたちに囲まれて身動きが取れなくなる状況も見られ、人気の高さがうかがえた。

おしりダンスのエクササイズに挑戦するめいじろう。多様なイベントが盛りだくさん

Anker フロンタウン生田は同チームのアカデミー(育成組織)の練習拠点でありながら、一般市民も利用できる首都圏最大級の総合スポーツ施設で、グラウンドや体育館は本学の公認団体も利用している。また、周辺地域の防災の拠点になっており、その構想と具体化には理工学部の山本俊哉教授が大きく貢献している。同教授の研究室では施設全体の模型も制作しており、これが川崎フロンターレ「2022ファン感謝デー」のイベントでも披露された。そうした背景の中、今回も継続的な地域連携の取り組みとなり、地元に根差して本学の魅力を伝える有意義なイベントとなった。

たくさんの子どもたちに囲まれてとっても充実したとめいじろう

JAGUARSの学生一同からのメッセージ

こんにちは!明治大学体育同好会連合会チアリーディングチーム・JAGUARSです!

関係者の皆様、今回1周年を記念するごっちゃ祭で演技するという素敵な機会をありがとうございました。

今回の演技では、初めて明治大学公式キャラクターである「めいじろう」とのコラボ演技が叶いました。めいじろうの可愛らしい姿には、観客の方だけでなく、私たちも元気をもらい、いつも以上に元気いっぱいのパフォーマンスができました。めいじろう、コラボしてくれてありがとう〜!!

そして、演技を見に来て下さった皆さん、本当にありがとうございました!私たちは週に4回、明治大学和泉キャンパスで活動しており、大会や明大祭などさまざまなイベントに出演しています。活動の詳細は、公式Instagramアカウント(@jaguars_meiji)で紹介しておりますので、是非チェックとフォローよろしくお願いいたします!今回は、このような貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。

農学部・竹本田持ゼミナールからのコメント

ゼミ長・大塚寛大さん(当時3年)
今回の出展では、大学祭での反省点を踏まえ、ディスプレイの改善や会計システムの見直しを実施しました。 特に、私たちが共同開発した「香がらしろっぷ」は、地元の方々だけでなく、多くの来場者に魅力を伝えることができ、販売面でも好評を得ました。この貴重な機会を提供してくださった川崎フロンターレの皆様に心から感謝申し上げ、今後のゼミ活動に役立てていきたいと思います。

主担当・谷口弘樹さん(当時3年)
今回のイベントを通じて川崎フロンターレと地域の繋がりを肌で感じることができました。私自身が地域活性化に興味があり、ゼミ活動を通して地域のつながりについて学んでいます。全国に60チームあるJリーグがスポーツの力でどのように地域へ貢献しているかについて、ますます興味が湧き、これからの学びにつなげていきたいと思います。

川崎フロンターレイベント担当者のコメント

篠原唯さん(2020年商卒)
川崎フロンターレは、「川崎市」をホームタウンに構え、地域に根差した活動を継続的に行ってきました。Anker フロンタウン生田は、所在する多摩区を中心に、地域の方に喜んでいただけるような活動を考え、実行する施設です。「生田“ごっちゃ祭”」も多摩区で活動中の団体・企業の皆さんと共に作り上げた一大イベントとなりました。明治大学の生田キャンパスからすぐ近くにありますので、これからも多摩区を盛り上げていけるような活動をご一緒できれば嬉しく思います。