2018.05.29

【第1回】株式会社TBSテレビアナウンサー熊崎風斗さん・山本恵里伽さんにインタビュー「明治大学での経験について」


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熊崎風斗さんは2013年に明治大学情報コミュニケーション学部を卒業、山本恵里伽さんは2016年に明治大学文学部を卒業し、株式会社TBSテレビに入社。お二人とも『Nスタ』(月曜日~金曜日15:49より放送)に出演しています。今回は、同じ番組でアナウンサーとして活躍している熊崎さんと山本さんに、明治大学でのエピソードや就職活動の思い出、アナウンサーのお仕事や今後の目標を伺いました!

明治大学を志望した理由は?

山本 恵里伽さん(以下:山本) 私は学生時代、文学部文学科の演劇学専攻で学んでいました。演劇学を学べる大学はなかなかないですよね。もともと映画を見るのが好きで演劇に興味があり、自分の好きなことを4年間学びたいと思っていました。毎日嬉々として、「大学楽しいな!」と思いながら通いたかったので、自分の趣味の延長線上の学問が学べる分野を志望しました。熊崎さんはどうですか?

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熊崎風斗さん(以下:熊崎) いろいろと理由はありますが、まず千葉県にある実家から通える範囲で、自分の学力的にも頑張れば行けるところが明治大学だったのが理由の一つです。また、卒業生には芸能界で活躍している人もいれば、われわれのようにアナウンサーをしている人や、一般の企業で活躍している人もいます。学生数が多い分、さまざまな業界に進む人がいるので、その中に入ることで私も多様性のある人間になれるのではないかと思いました。

明治大学はスポーツにもとても力を入れていますよね。アナウンサーとしてスポーツ番組に携わっているときに、明治大学卒業の選手がいるとうれしいです。大学を卒業して就職してから、より愛校心が強くなりました。

山本 確かにそれはありますね。同じ大学出身だと話が広がりますし、一気に距離が縮まったりしますよね。

熊崎 ドラフト会議の取材で野球部の寮を訪れたときは、選手たちがドラフト1位や2位などで指名されていく様子を目の前で見ることができました。選手とはそこで初めて会って、その時担当させてもらうというだけでしたが、なんだかとてもうれしかったです。現在プロで頑張っている阪神タイガースの髙山俊選手(2016年文学部卒)や坂本誠志郎選手(2016年文学部卒)、北海道日本ハムファイターズの上原健太選手(2016年商学部卒)などがいました。

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山本 坂本選手、大学で同じクラスでした!

熊崎 同じ明治大学の卒業生が頑張っていると、「自分も頑張らないといけないな」という気持ちにさせてもらえます。活躍しているさまざまな人を目にすることができるのは、規模が大きい総合大学ならではだと最近改めて感じます。

山本 確かにいろいろな人に出会えるのは、在学中も卒業してからも良いなと思いますね。

熊崎 山本さんが演劇学専攻で一緒に学んでいた同級生には、卒業後は芸能活動をする人が多いのですか?

山本 そうですね、役者を目指して頑張っている人は今もたくさんいます。テレビ番組のセットなどを作る会社や、舞台美術を作る会社に就職した人など、芸能界に近い業界に進んだ人も多いので、卒業してから改めて会うと、いろいろな話をすることができます。

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在学中はどのような経験をしましたか?

熊崎 さまざまなアルバイトを頑張ったのは貴重な経験でした。カフェや焼肉屋、カラオケなど、短期的なアルバイトも含めると10種類ほど行いました。ほかにもコンサートスタッフや、デパートがオープンするときのドアマンのアルバイトなど、いろいろな業種に挑戦していました。

山本 面白いアルバイトもしていたのですね。

熊崎 また、明治大学は野球が強いので、友人と六大学野球を観に行ったり、私は高校時代まで陸上を本格的にやっていたことから、大学でも友人と大会に出たりといろいろな経験をしました。アナウンサーをしていると、「あれはそういえばやっていたな、これもやったことがあるな」と思い返すことがあり、自身で経験しているというのは大きいなと思います。

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山本 何でもつながっているのですね。経験しておいて無駄なことはないですよね。

熊崎 そうですね。

山本 私は大学の授業が毎回とても印象的でした。授業の中で映画を1本見たり、舞台を観に行ったりして、芸術に触れることで感受性が豊かになりました。高校時代までは、勉強して良い成績を取って、良い大学に入ることを目標として過ごす人も多いと思いますが、大学は自分の好きなことをひたすら突き詰めていけるところだということを感じて、毎日の授業が本当に楽しかったです。課外活動では、私は映画や演劇が好きなので、映画を作るサークルに入っていました。

熊崎 えー!映画を作るっていうのは珍しいですね。

山本 珍しいですよね。脚本から部員みんなで考えて、演じるのもカメラを回すのも自分たちで、ものづくりの楽しさを感じられた大学生活でした。そのサークルでの経験は、就職活動でもとても生きてきました。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、インタビュー当時(2018年3月16日)のものです

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