2022.08.25

【卒業生の今を紹介】BofA証券株式会社で活躍!向井杏樹さん


こちらの記事は、「明治の“いま”がこの1冊に!」広報誌『明治』第94号からの転載になります。

明治大学の教育・研究紹介や、文化・教養に関する情報などを幅広く掲載する広報誌『明治』では、各界で活躍する校友(卒業生)のインタビュー記事や寄稿記事を毎号掲載しています。 今回の【OB・OG奮闘記】では、BofA証券株式会社で活躍されている向井さんからの寄稿記事を紹介します。
協力してくれた卒業生向井杏樹さん(2020年法学部卒業)

勤務先 BofA証券株式会社
2020年3月、法学部を卒業。同年4月、BofA証券株式会社に入社。現在、入社3年目。

挑戦と可能性の明治

法学部を2020年の3月に卒業し、社会人3年目に突入した2022年。私はシンガポールの同僚と日々の業務について英語でやりとりをしています。やっと新しい社会人生活にも慣れてきましたが、今の働き方は大学入学当初にイメージしていたものとはまったく違いました。

明治大学は前身が明治法律学校であったこと、また、法学部法律学科という学科設定になっていることから、入学前には、4年間法律を専門的に学び、法曹の道へ進むものだとばかり考えていました。しかし実際に入学してみると、法律科目だけでなく総合教養科目や外国語を必修として学べること、また、2年次からは卒業後の進路を想定した5つのコースが設置されており、柔軟なキャリア選択が可能であることを再確認し、進路についてじっくりと考える機会がありました。

上野ゼミにて久里浜少年院を訪れた際の一枚

進路について可能性を広げてくれるこの制度のもと、1、2年次より、法学以外にも、政治学や、社会思想史などの教養科目を学んだことで、法律と社会の関わり方を深く理解することができ、現在の金融業界での仕事につながっていると思います。

また、法学部では留学に前向きに挑戦できるようさまざまなサポートが準備されており、教職員の皆さまの支えがあり、在学中には3校に留学することができました。協定校留学で、アメリカのノースイースタン大学、夏季プログラムでスタンフォード大学とペンシルベニア大学へ留学し、日本で学んだ刑法や国際法を、アメリカの視点から学ぶことができたのはとても貴重な経験でした。

スタンフォード大学への留学

また留学前にも、英語で授業が行われる「Business Law English」や、英文契約書を学ぶ「法律英語」などを受講し、留学の準備がしっかりできただけでなく、これらの授業は厳しい制約のもと、英語を使って働く今の仕事に強く結びついていると感じます。

学生の希望を尊重し、さまざまな方法でサポートをしてくださる法学部で学べたからこそ、進路について自分で考え、今の仕事に巡り会うことができたのだと思います。明治大学で学んだことを少しでも社会に還元できるよう、日々頑張っていきたいです。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、広報誌『明治』第94号発行当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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