
資格試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は理工学部の下地さんが、国家公務員総合職試験の合格体験を紹介してくれます!
大学では、ボランティアサークルの副幹事長を務めていました。趣味は、読書とサイクリングです。
合格した試験 | 国家公務員総合職試験 |
行政研究所所属期間 | 大学3年次~大学4年次 |
明治大学行政研究所で学ぶことを決めた理由は?
行政研究所は、外部の公務員講座と同程度のプログラムを外部よりも安価で受けられるため、受講しやすいことが特長です。大学内にあるため通いやすく、講座を受けている人たちもみんな明治大学生です。また、イベントも大学の講義の後や昼休みに合わせて開催されて参加しやすいなど勉強しやすい環境が整っているので、行政研究所で学ぶことを決めました。
明治大学行政研究所での学びはいかがでしたか?
私は、大学3年次の4月のガイダンスで公務員として働く道を知り、「国家公務員を目指そう」と決意し、5月から行政研究所の講座に申し込みました。
行政研究所では「数的処理」の解き方を分かりやすく説明してもらえるため、自力で解き方を考えて解くよりも効率良く問題を解くことができます。また、講座には同じ目標を持つ国家公務員志望者が集まっているので、気になったことをお互いに質問することができて心強く感じました。
おすすめの勉強方法
毎日コツコツ勉強を継続することです。特に「数的処理」は、人によって得意・不得意があると思いますが、公務員講座で解き方を学び問題を何回も解くことで、自然と解けるようになります。私は電車通学だったので、通学中のすき間時間を使って繰り返し問題を解いていました。
苦手な部分はどう克服したか
私は、英語が苦手でした。そのため、公務員試験の勉強をする際には、まず最初に英語を勉強して、毎日苦手科目に触れるように心掛けました。初めは、すぐに別の科目に切り替えていましたが、理解が深まるにつれて英語を勉強する時間が増えて苦手意識も薄れました。
集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?
甘いものを食べたり、勉強場所を変えたりすることで気分転換をしていました。どうしても眠い場合は、無理をして勉強を継続しても頭に入らないので、一回寝て頭をすっきりさせてから勉強を再開するようにしていました。公務員試験は民間企業よりも決まる時期が遅いので、周囲の人が遊んでいるのを見るとモチベーションが落ちてしまう時もありました。このような時には、行政研究所の仲間が頑張っている姿を見て、自分を鼓舞していました。
また、国家公務員試験の専門試験では、大学の授業で習ったことが使われる場面が多くあります。そのため、勉強をしている時に自分の成長を感じられることが、モチベーションになりました。
おすすめの教材・お役立ちグッズ
【教材】『公務員試験 技術系 新スーパー過去問ゼミ 機械』(実務教育出版)
【グッズ】付箋・甘いお菓子(氷砂糖など)


これから国家公務員総合職試験を受ける明大生へのメッセージ
私は面接が苦手であるにもかかわらず面接練習を後回しにしてしまったために、面接での評価が芳しくありませんでした。もし、人と話すことに苦手意識を感じている人は、民間企業の採用試験を受けたり、就職キャリアセンターや友人に面接練習をしてもらったりして、面接の対策をして苦手意識をなくしておくことをお勧めします。
公務員試験の勉強をする中で、大学の講義での学びが生かされていると感じる場面が多くありました。大学での学びが直接的に役立つことが、公務員試験の面白さです。公務員試験は勉強を始めてから試験終了までの期間が長く、何度もくじけそうになることがあると思います。しかし、大変だからこそ得られることも多いです。公務員試験の勉強を早く始めて毎日コツコツ勉強を続けた人が、合格していると感じます。皆さんも最後まで諦めずに頑張って、合格をつかみ取ってください。応援しています。
Meiji NOWでは、Xアカウント(@meiji_now)で日々の更新情報をお知らせしています。Xをご利用の方は、以下のボタンからMeiji NOW公式アカウントをフォローして、情報収集にご活用ください。
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです