
資格試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は商学部の坂口さんが、国家公務員総合職試験の合格体験を紹介してくれます!
中学校・高校では卓球部に所属していました。大学では、飲食店でアルバイトをしたり、1年次に明大祭実行委員を務めたりと興味があることに挑戦しました。
合格した試験 | 国家公務員総合職試験 |
行政研究所所属期間 | 大学2年次~大学4年次 |
行政研究所で学ぶことを決めた理由は?
大学の中で勉強できる環境が整っていたからです。公務員試験の対策としては、個人で学習を進めたり外部の予備校を利用したりする方法もありますが、私は「切磋琢磨できる仲間と共に頑張りたい」と考えたため、行政研究所に入所することを決めました。また、周りの仲間や先生方に相談できる環境が近くにあることも決め手でした。
行政研究所での学びはいかがでしたか?
2年次の4月に公務員を志して行政研究所へ入所し、具体的に国家公務員総合職を目指すことを決意したのは3年次の春ごろです。行政研究所の講師の方々が作ってくださるレジュメが分かりやすいので、これらを中心に勉強しました。また、対面の授業で、分からないところをすぐに質問できる点も良かったです。
行政研究所の活動を通じて、同じ国家公務員総合職志望の仲の良い友人もできました。公務員という同じ目標を持った仲間なので、相談もしやすく、試験中は大きな支えになっていました。このような勉強熱心な仲間とお互いを高め合える環境は、入所して良かったと感じる部分の一つです。
おすすめの勉強方法
時間を有効活用することです。私は、国家公務員総合職試験の勉強に本格的に取り組み始めたのが3年次の秋ごろと遅かったため、科目の多いこの試験の対策をするには時間との勝負だと考えていました。電車での通学時間が1時間ほどあったため、この時間に暗記系の科目の勉強をしていました。繰り返しテキストやレジュメを読むことで、徐々に記憶が定着するようになりました。

苦手な部分はどう克服したか
分からない部分は、付箋に書き出してテキストに貼り付けていました。なぜ間違えたのか、何が分からなかったのか、ポイントを復習できるようにしておくことで、自分が間違えやすいポイントを本番前に一目で確認することができました。
経済学の勉強では、公式をそのまま暗記することが苦手だったため、グラフや図を使ったり理論の流れを覚えたりすることで、理解を深めるようにしていました。分からないところは何度も先生や友人に質問して確認しました。

集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?
集中力が切れた時は、音楽を聞いてスイッチを入れ直したり、仮眠を取って気分をスッキリさせたりしていました。いつも午後に集中が切れてしまいがちだったので、仮眠の時間を計画的に挟んでいました。また、モチベーションを維持するために、行政研究所の自習室で勉強するようにしていました。同じ自習室で仲間が勉強しているので、自分も頑張ろうという気持ちになり、モチベーションを保つことができました。

おすすめの教材・お役立ちグッズ
【教材】行政研究所の授業レジュメ、『国家総合職 専門試験 過去問500』『国家総合職 教養試験 過去問500』(公務員試験 合格の500シリーズ・実務教育出版)
【グッズ】ノイズキャンセリングイヤホン
『国家総合職 専門試験 過去問500』は5年分、『国家総合職 教養試験 過去問500』は10年分解いて、対策をしました。
これから国家公務員総合職試験を受ける明大生へのメッセージ
「国家公務員総合職試験は難しい」というイメージがありましたが、勉強をしてしっかり対策をすれば合格できる試験だと感じました。公務員試験の勉強は長い道のりなので、あまり自分を追い込み過ぎず、ペースを調整しながら走り切ることが大切です。また、試験勉強だけではなく、授業やゼミ、サークルやアルバイトなどの活動も楽しみながら、充実した学生生活を送ってください。応援しています!
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