- 1992年東京都出身。学生時代は明大チア部に所属。
- 現在は富士通に勤めながら、同社チアリーダー部「フロンティアレッツ」でチアリーダーとして活躍中。
- 2019年6月「2019ミス・ジャパン東京大会」でグランプリを獲得し、9月11日「2019ミス・ジャパン日本大会」に出場予定。
- 2019年9月11日「2019ミス・ジャパン日本大会」に出場し、見事初代グランプリに選ばれた。
- 明治大学チア部所属。
- 土屋さんには、ミス・ジャパンのことや学生時代の明大チア部での経験を特に聞きたい!
ミス・ジャパン東京大会への応募
田勢さん(以下:田勢) 2019ミス・ジャパン東京大会グランプリおめでとうございます。大会の出場のきっかけを教えてください。
土屋さん(以下:土屋) 今までチアリーダーとして、いろいろな人に元気や勇気をいただいてきました。今度は自分が大きいことに挑戦する姿を見せて、元気や勇気を感じてもらえたらという思いが強くあり、今回出場を決めました。
チアリーダーになったきっかけは東日本大震災です。大学の入学直前に東日本大震災が起きたため、授業も5月からスタートになりました。授業が始まるまでの期間に「自分にできることが何かないかな?」と自問自答したのですが、すごくつらくて。「こういう時にこそ社会に何か伝えられることに関わりたいな」と思っていた時に、友人と偶然六大学野球を観に行って、応援をリードするチアリーダーを見たんです。
出場している選手はもちろんですが、震災で被害を受けた方々にもエールを送っている姿にすごく感銘を受けて、「あぁチアリーダーって素敵だな」と思ったのが、チアリーダーを始めるきっかけでした。
田勢 社会人になっても同じように情熱を持たれていたんですか。
土屋 社会人になってからもチアの活動は続けてきましたが、その中で「チアリーダーの活動を知ってもらいたい」という思いや、「スポーツを通した社会貢献」などの取り組みを知ってもらえる機会はないかなと感じるようになりました。ただ、現状だと活動できる場所が限られていて。
そんなふつふつとした悩みを周りの人に相談すると、「チアリーダーが変わることを待つんじゃなくて、自分から変化を求めたら?」というアドバイスをもらうことも多く、確かにその通りだと思い、どんな方法があるんだろうといろいろ探していました。
そんな中でちょうど「ミス・ジャパン東京」の募集を見たんです。当初は、ミスコンなんて身長が高かったり、英語が堪能という武器が必要だというイメージがあったのですが、「ミス・ジャパン」というコンテストはそういう条件は関係なく、どんな女性にも機会が開かれている大会だったんです。また、ミスの活動について調べてみると、社会貢献など幅広い活動ができると知りました。募集要項を読んでいくうちに「こういうアクセスの仕方もありなんじゃないかな」と思い、応募を決意しました。
田勢 ありがとうございます。私もネットやテレビで見て、元気と勇気をいただきました。先輩がグランプリを受賞し、後輩として本当に光栄です。
コンテストを通して印象に残ったこと
田勢 思い出深い出来事や、印象的だったことを教えてください。
土屋 特に印象に残っている思い出は、東京大会コンテスタント全員で、大会のオープニングで踊るダンスを創り上げたことです。コンテスタントはそれぞれ、仕事や学校がある中で大会に取り組んでいたので、全員揃う機会は実はすごく少なかったんです。ですが、欠席したコンテスタントのためにダンスの振り付けの動画を撮影して送り合うなど、全員で協力して一つのオープニングのダンスを創りあげていきました。
田勢 そんな秘話があったんですね。
コンテストを通して刺激を受けた人物
田勢 出場に際して、どなたか刺激を受けた方がいたら伺いたいです。
土屋 「ビューティーキャンプ」という、大会直前にあるレッスンや講座で会った講師の方々や、東京代表を目指すコンテスタント全員から刺激を受けました。講師の方々からは、ウォーキングレッスンやヘアメイク、セルフブランディングなど、多くの新しい知識をいただきました。そしてやはり東京代表を目指すコンテスタント全員のみんなです。それぞれ年齢や職業もさまざまですが、本当に強い志や覚悟を持って参加していたので、会うたびに刺激やモチベーションをいただいていました。
田勢 それまでとは異なる世界に飛び込み、レベルの高い方々から刺激を受けていたんですね。
>>【特集・第2回】では、コンテストに向けて努力したことや、フロンティアレッツでの話についてお聞きしています!(9月10日公開予定)